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根室新聞

税収30億円に赤信号 収納率は最高水準で健闘【根室】

税収30億円確保が厳しくなった根室市

 自主財源の大宗を占める市税だが、根室市の平成30年度の市税調定額が30億円を割り込みそうだ。1月末現在の調定額は29億4,430万円で、前年同期比1億4,700万円減と大幅に落ち込んでいる。一方、収納率は84.93パーセントで、同0.71ポイント上回り、昨年度の歴代最高収納率の更新も見えてきたが、3年連続の収納額30億円には赤信号が灯っている。

 市税務課の市税収納状況調べによると、1月末現在で調定額は現年度分が28億4,311万8,000円で、同1億1,529万7,000円減。滞納繰越分は1億117万7,000円で同3,175万円減となり、合わせて29億4,430万円、同1億4,700万円減と大幅に落ち込み、30億円台キープは微妙となっている。過去10年で調定額が30億円を割り込んだことはない。

 一方、収入済額は25億56万2,000円で、同1億301万3,000円減となっているが、分母となる調定額の落ち込みから収納率は同0.71ポイント上回る84.93パーセント。歴代最高となった29年度を上回りそうだが、2年連続して達成してきた30億円台には赤信号が灯っている。

 なお、滞納市税の一掃を目的に3月を「第三次市税等滞納整理強調月間」と位置付け、新たな滞納者を出さないため現年度分の収納強化を中心に厳しく滞納整理に取り組む考えで、滞納繰越分については分納に応じるなど、納税者の経済情勢なども加味しながら柔軟に対応。それでも相談にも応じない悪質滞納者には毅然とした態度で臨み、差し押さえ処分も辞さない方針だ。

 また、休日納税相談日、夜間納税相談日など相談窓口を開けて納税相談にも応じる。市税務課では「納期が過ぎてまだ納入されていない納税者は、未納を放置しないで、事情によってはさまざまな対応があるので、平日でも、休日や夜間納税相談日でも都合のよい時に一度、相談に来てほしい」と話している。

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