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函館新聞

高専の3、4年生が英語プレゼンコンで好成績

 1月末に神戸市であった「第12回全国高専英語プレゼンテーションコンテスト」(全国高専連合会など主催)で、チーム部門に出場した函館高専の3年生3人のチームが準優勝を果たし、特別賞も受賞する活躍をみせた。シングル部門でも物質環境工学科4年の山下将太さん(19)が、特別賞「日本国連協会長賞」に輝き、“ダブル受賞”を喜んでいる。  チーム部門は、社会基盤工学科の飯田吟太さん(18)と澁谷弥優さん(17)、生産システム工学科情報コースの釜石健太郎さん(18)。同校の食堂や売店の昼食時の混雑解消に向けた調査内容を発表した。ビデオ審査を経て、全国大会に出場が決まった。  課題解決型学習(PBL)に取り組む中で、当初は混雑の原因は会計時の1人当たりの支払い時間の長さと考え、ICカードの導入を思案。しかし、スーパーバイザーの地元企業の指摘で再調査したところ、売店周辺の動線に問題があることに気が付き、ポールを置いて人の流れを抑制し、給湯設備を売店側に移動させることで混雑解消に一定の効果が現れた。この内容を手作りスライドと全編英語で発表した。  内容には自信を持っていたが、発音や伝え方に不安を覚えた3人。学科も違うため合同練習の機会は少なかったが、英会話スクールに通い語学力を磨き上げるなど努力を重ねた。  飯田さんと澁谷さんは「PBLの内容が評価されてうれしい。調査を深めることの重要性を知った」と振り返る。釜石さんは「3人で取り組む難しさもあったが、それ以上に1人では経験できない楽しさがあった」と話す。  一方、山下さんは、昨年のチーム部門での優勝に続く快挙。国内外で問題となっている海洋プラスチック問題を取り上げた。昨年11月の道予選では、文献を参考にした調査内容だけを発表し優勝、全国切符をつかんだ。近隣の戸倉中学校に出向いて発表した際に、生徒にアンケートを行った結果を全国大会に反映。「自分の中にはなかった前向きな発想が多く、とても参考になった」という。  順位発表では名前が呼ばれず諦めかけたが、最後に特別賞でコールされて喜びもひとしお。「どん底からの表彰台だったので、うれしさが大きかった。チームとは違う大変さが良い経験となった」と山下さん。  4人は早くも来年の大会に向けて準備を始め「準優勝が悔しかったので来年はリベンジしたい。シングルでもさらに上を目指す」と意気込む。

P=全国高専英語プレゼンテーションコンテストで好成績を収めたチーム部門の(左から)飯田さん、澁谷さん、釜石さん、シングル部門の山下さん

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