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室蘭民報

ガス缶類引き取る動きも、自治体で対応に違い【道内】

ガス缶類のガス抜き問題。自治体によっては、「中身を使い切れない」ガス缶類を引き取る動きも出ている=10日に登別で起きた住宅火災

 札幌市豊平区で昨年12月に起きたガス爆発事故に続き、登別市で今月10日、ガス缶類のガス抜き作業による住宅火災が発生。住人の高齢女性(75)による危険で誤った方法が原因という。ガス抜き作業に不安を持つ高齢者を想定し、「中身を使い切れない」ガス缶類を引き取る動きがすでに道内の自治体で始まっている。

 穴開け事故の増加などを受けて環境省は2015年(平成27年)、排出の際に中身を使い切るが「穴開けはしないのが望ましい」と、全国の自治体へ通知。ただ、専用処理機械の導入や人員の確保に関するコストが、自治体の大きな負担となるため対応が分かれている。

 登別市でも、市民がガス缶類を排出する際、中身を使い切り、穴を開けなければ「違反ごみ」として回収はせず、またクリンクルセンター(幸町)での自己搬入も受け入れていない。

 市民生活部環境対策グループの担当者は「穴の開いていないガス缶類を、手作業でガス抜きするのは職員の大きな負担。ただ、予算の関係で専用機械導入は難しい」と現状を説明する。

 しかし自己搬入と通常の回収を区別することで、少ない台数の専用機械と低い維持コストで、ガス抜き作業に不安を持つ高齢者の負担軽減に努めてきた自治体がある。

 札幌市は全戸で穴開けの禁止を規定(17年)する以前の11年7月から、「穴を開けられない、中身を使い切れない」ガス缶類の自己搬入を、清掃事務所や消防署、地区リサイクルセンターなど合わせて61カ所で受け入れて無償で引き取っている。

 市環境局業務課の担当者は「事業者や面倒だからという理由での自己搬入は受け付けていない」とした上で、「視力や判断力の衰えなどが原因で、ガス抜き作業が難しい高齢者は多い。穴開けを促していても、中身を使い切れない市民への配慮が必要」としている。

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