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室蘭民報

トマト新品種を町内で試験栽培、関係者らに公開【むかわ】

試験栽培の様子を見学する関係者

 国内種苗大手・サカタのタネ(横浜市)が開発したトマトの新品種「麗月(れいげつ)」の試験栽培が行われているむかわ町内のビニールハウスが21日、農業関係者らに公開された。出荷は今秋から本格的始まるが、トマトの実割れ(裂果)に強く、堅玉のため長時間の輸送にも耐えられるのが大きな特徴。同社は「ロス率が少ないので農家の安定した収益につながる」とアピールしている。

 「麗月」は夏秋栽培向けの大玉トマトで、寒暖の差が大きくなる秋ごろに発生する裂果の発生が低く、酸味と甘さがほどよい食味の良さが特徴。同社が10年ほどかけて開発、3年前から取引のある鵡川農協(長門宏市代表理事組合長)に協力を依頼、鵡川蔬菜園芸振興会(平島道弘会長)が中心に試験栽培に当たった。

 平島会長は「玉が堅めなので日持ちが良く、裂果が少ない」とメリットを口にする。町内では68農家が28・8ヘクタールでトマトを栽培、年間9億円ほどの売り上げがあるという。今年は約4割が「麗月」を栽培しているという。ミニトマトの種の道内シェア9割を誇る同社の相原悟野菜統括部長は「道内から全国各地にシェアを広げていきたい」と新品種に自信をのぞかせる。

 この日は、平島会長のビニールハウスで見学会が行われ、全道各地から参加した農家や農協など関係者が栽培方法やトマトの特徴などに耳を傾けた。長門代表理事組合長は「昭和50年代からトマト栽培に取り組んでいるが、中心的な品種になるのではないか」と町内のトマト生産拡大に大きな期待を寄せている。

新品種のトマト「麗月」

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