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函館新聞

函水高生が津波減災研究 函館、北斗の2会場で成果発表【函館】

2会場で研究成果を発表する「北のくにづくりチーム」

 函館水産高校(亀山喜明校長)が、昨年5月から進めてきた津波減災教育の研究成果を、函館市地域交流まちづくりセンター(19日~)、北斗市七重浜住民センター(18日~)でそれぞれ展示する。パネル展示のほか、研究の一環で生徒たちが学校にあるもので製作した防災グッズを中心に並べる。22日まで。

 同校は七重浜に隣接しており、東日本大震災と同じ規模の津波に襲われた場合、甚大な被害が生じると予測。同校1年の野呂龍太郎君(16)と館野宏太君(16)、2年の真酒谷隼人君(17)と坂田和希君(17)の有志4人で結成した「北のくにづくりチーム」が中心になって研究を始めた。

 昨年9月には、同校から北東約1・3キロ先の高台までの避難経路を実際に歩いて確認。所要時間は約30分で、冬季は歩道が積雪で埋まり歩行が困難なことや、警報が発令してすぐに迅速な判断が求められることを確認した。

 同年10月には、発泡スチロールで函館湾の模型を製作して水を張り、津波を起こして水流の動きを観察。観光地でにぎわう函館元町地区の被害が大きくなることが証明できた。4人は検証結果を記事にし、「2018年度ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」に応募。同校で初めて最高賞の国土交通大臣賞に輝いた。

 4人はまた、避難所生活も想定し、学校で出たごみなどを再利用して寒さを防ぐグッズも作った。同校が製造している缶詰を使ってキャンドルを作ったほか、段ボールでベッド、菓子の包装袋などを新聞紙で挟んで寝袋を製作。今冬には同校正門前にテントを張り、保温性を実感した。

 館野君は「備えは大事だが、万が一の時は身近にあるごみも役に立つということを伝えたい」と話し、亀山校長は「まずは一人一人が防災意識を高めることが大事。成果発表を通じて、多くの人に知識が広まってくれれば」と願いを込める。

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