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室蘭民報

林業担い手確保推進、胆振東部地域協が発足【苫小牧】

林業担い手確保について話し合った協議会

 後継者不足が深刻化している林業従事者を確保するため、行政と林業、教育関係機関が連携した「胆振東部地域担い手確保推進協議会」が19日設立された。協議会では高校生を対象にした就労相談会や雇用環境の改善を図るなどの対策を進めながら、新規就業者の確保・育成に力を入れる考えだ。

 東胆振地域は総面積の約7割に当たる約16万ヘクタールが森林となっている。胆振総合振興局によると、林業就農者は2003年(平成15年)が254人、15年(27年)は258人のほぼ横ばいで推移。60歳以上の造林常用労働者は約5割を占めており、「作業環境が厳しく重労働でもあり高齢化が進んでいる」(同振興局)のが実態だ。

 このため、道は昨年度から空知、渡島、十勝など5地域で次々に協議会を立ち上げ、新規就業者の確保に当たっている。本年度は日高、釧路など6地域に設置を予定しており、胆振東部地域は9番目。苫小牧市文化交流センターで開いた会議には、苫小牧市、白老町、厚真町、安平町、むかわ町の市町村、胆振教育局、林業事業者、苫小牧広域森林組合などから約40人が出席した。

 会議では協議会を設立した後、担い手の育成・確保について具体的な対策を協議した。若年労働者の参入を促進するため、インターンシップでの高校生の受け入れ、小中学生を対象にした工場見学を実施する。このほか、今年10月にはむかわ町で間伐や保育技術についての「山づくり講座」を開き、来年2月には高校2年生を対象に「じもと×しごと発見フェア」を開くことなどを決めた。

 同協議会の会長・苫小牧広域森林組合、小坂利政代表理事組合長は「造林などは人手不足となっており、さまざまな課題を解決して人材の確保につなげていきたい」と話している。

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