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苫小牧民報

松の湯に北海道警が感謝状 胆振東部地震で来道の警官に銭湯無料開放【苫小牧】

神奈川県警から届いた色紙を手に警察官とのエピソードを語る伊藤夫妻

 昨年9月6日の胆振東部地震の応援部隊で道外から駆け付けた警察官に銭湯を無料開放したとして、苫小牧市浜町の銭湯「松の湯」が、道警本部交通部長から感謝状を授与されることになった。同湯を経営する伊藤俊勝さん(67)と千恵子さん(68)夫妻は「風呂屋として役に立てて光栄」と喜ぶ。

 同湯は地震発生翌日の同月7日に営業を再開。開店直後から、多くの若い男性が短時間だけ入浴し、出ていくことを不思議に思った千恵子さんが話し掛け、事情を聞くと、被災地支援のために来道している東北地方や関東地方の特別交通部隊の警察官だと知った。同湯付近の公共施設に宿泊していたが、入浴設備がなかったため最寄りの銭湯である同湯を利用していたと分かった。

 すぐに同日から警察官を無料招待することを決め、多い日には約80人が利用。定休日だった同月11日も少しでもゆっくり漬かってもらおうと、同月14日まで8日間連続で、男女の浴場両方を特別に開放した。

 同湯は1940年創業。2011年の東日本大震災の際には、宮城県気仙沼市からの避難者を無料招待した経験も持つ。

 伊藤夫妻は「東日本大震災の時も今回も、何かできることはないかという思いだった」と振り返る。 

 無料招待を受けた神奈川県警第1、第2機動隊と同県警危機管理対策課からは、隊員らの感謝の言葉がつづられた色紙が同湯に送られてきた。色紙には「疲れた体が癒やされました」「今まで入った中で一番のお風呂でした」などの言葉が並んでいる。

 感謝状の授与式は18日、苫小牧署で行われる。伊藤夫妻は「『また旅行で来ます』と言ってくれた隊員たちの言葉が忘れられない。被災地のために働いてくれたことに改めて感謝したい」と話している。

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