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室蘭民報

だて歴史文化ミュージアムが来月オープンへお披露目【伊達】

企画展示室で展示品に見入る参加者たち

博物館2階の常設展示室で説明を受ける参加者たち

「だて歴史の杜総合公園内」に完成したミュージアム

 4月3日のオープンを予定する「だて歴史文化ミュージアム」の内覧会が15日、伊達市梅本町の同ミュージアムであった。関係者が新たに完成した博物館の高機能の展示設備に理解を深め、縄文からアイヌ文化、武家文化が融合した新しい歴史と文化の発信拠点の完成を喜んだ。

 ミュージアムは、カルチャーセンター、総合体育館、食育センターなどの施設が集中する「だて歴史の杜総合公園」内に建つ。新たに完成した博物館と、宮尾登美子文学記念館を改修した「同記念アートホール」、藍染めや刀鍛冶工房の「体験学習館」で構成する。総工費は約8億円。

 お目見えした博物館は、鉄筋コンクリート造り2階建て。延べ床面積は約1500平方メートル。2階の有料展示室は、常設と企画の展示室に分かれる。市が所有する重要文化財など貴重な資料が展示できるよう、温度湿度管理を徹底する空調設備をはじめ、エアタイト(高気密)の展示ケースを設置している。

 内覧会は2回に分け150人が参加。市教委の伊達元成学芸員(40)が案内役を務めた。参加者は、重要文化財の有珠モシリ遺跡出土の2千年前の骨角器をはじめ、19世紀のアイヌ民族の衣服、仙台藩亘理伊達家の2代目当主・伊達成実の鎧(よろい)、幕末の動向を示す文書類などに見入っていた。

 このほか、参加者は博物館1階部分で開催するフランク・シャーマンコレクションや「アートホール」を見て回った。

 菊谷秀吉市長は内覧会の冒頭あいさつで、伊達と名乗って150年を迎える今年に触れ「節目にふさわしい施設にしたい。次の時代へつなぐ役割となる施設になってほしい」と述べた。

 オープンの3日は午前9時半からセレモニーを開催する。市教委は年間3万人の来場者を見込んでいる。

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