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室蘭民報

救急救命士・朽木さんが気管挿管認定【伊達】

胆振管内の女性隊員として初めて気管挿管の処置認定を受けた朽木さん

 西胆振行政事務組合伊達消防署の警防課救急係に所属する救急救命士・朽木麻里奈さん(28)が、傷病者の気道に管を挿入し、呼吸を管理する医療行為ができる「気管挿管」の認定を受けた。胆振管内の女性隊員では初の認定。救急現場での一層の救命率の向上と、女性隊員のさらなる活躍に期待が高まっている。

 気管挿管は、呼吸や脈拍のない心肺停止状態の傷病者に対し、気管にチューブを挿入する行為。肺に直接酸素を送り込むことで、確実に気道を確保できる効果的な処置となる。

 これまで医師のみが行える医療行為だったが、2004年(平成16年)から、医師の指示の下、認定を受けた救急救命士の処置が可能になった。朽木さんは昨年10月から室蘭市内の病院で実習。1月下旬までの72日間で、認定に必要な30症例をクリアした。

 警防課によると、同組合管内(伊達市など1市3町)で、心肺停止により救急搬送された傷病者は18年までの5年間で367件。うち気管挿管に適応した傷病者は51件になる。朽木さんは「大変難しく技術が必要だが、自信を持って処置したい」と話している。

 現在、同組合には31人の救命士がおり、朽木さんを含め30人が認定を受けている。

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