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日高報知新聞

「津波は必ずくる」【えりも】

半壊家屋からの救出活動を続けるボランティアを映像で紹介

【えりも】住民同士の交流やつながりを作る場として活動を続けているカフェデモンク(代表・佐野俊也法光寺住職)と、町内に多機能型居宅介護施設「いろり」を3月1日から開設した医療法人・薪水(川村敏明理事長)共催の「カフェデモンクえりも講演会」が13日、町福祉センターで開かれた。町のまちづくり活動事業支援補助金を活用。

 新ひだか・浦河両町からも含め約70人が参加した。被災地でボランティア活動を続けている吉村誠司さん(一般社団法人・OPENJAPAN理事)が「阪神淡路大震災からの歩み」。同財団緊急支援プロジェクト重機・災害支援語り部担当の萬代好伸さんが「震災からの教訓と災害支援の在り方」を講演。2人は昨年9月に発生の胆振東部地震でも、いち早く厚真町に駆けつけ、重機での土砂・瓦礫除去、貴重品探しなどで、被災者に寄り添う活動を続けている。

 吉村さんは、平成7年1月発生の阪神淡路大震災での支援活動で、神戸市では「自助」と「共助」が96%以上と高く、停電時には仏壇のろうそくとマッチで暗闇から救われたこと、ネコが地震発生直前に大きな鳴き声で教えてくれたことなどを挙げ、その後の被災地でのボランティアへの係わりをDVD映像で紹介。ボランティア活動には、「どのくらい費用が掛かるかの見積もりは無い、災害の様子を語り継ぐことが大切、被災者を孤独にしないふれあいの場が必要」と強調。

 萬代さんは、今月11日で8年が経過した東日本大震災での被災経験を語り、当日海上からどす黒い波が石巻市街を襲った様子や被害などをDVD映像を示しながら、津波にさらわれていく人と目が合ったこと、ランドセルを背負ったままの小学生の遺体収容での涙などトラウマは一生消えることはないなどを話しながら、自衛隊のいち早い救援活動に感謝した。

 さらに、過去の経験から「大規模な十勝沖地震発生では、海が近いえりも町に津波は必ず襲ってくる」という認識が常に大切。津波からの逃げ方、避難場所などは一つひとつケースが異なる。大切なのは逃げるときや被災したときの「助けあう・支えあう・励ましあう」ことと呼び掛けた。

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