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室蘭民報

統一地方選スタート…「1票」で希望あるまちに

 平成最後となる統一地方選がきょう21日火ぶたを切る。道知事選は16年ぶりに新人同士の選挙になる。立候補予定者は30、40代だ。新時代を若い感覚で、どう切り開いていくのか。胆振東部地震を踏まえ災害対応も注目される。有権者は政策を見極めて必ず投票していただきたい。

 JR北海道の路線見直し、統合型リゾート施設(IR)など、直面する大きな課題がある。いざ、地域に目を向けると、各市町村で人口減や農水産業、商業の停滞などが浮き彫りになっている。有権者は選挙戦を通じて政治意識を高めてほしい。その上で投じる「1票」で、希望あるまちをつくりたい。

人口減と高齢化

 何しろ地方の人口減が止まらない。室蘭市ではピーク時の1969年の18万人から半世紀で10万人弱減少した。室蘭市が例外ではない。各自治体とも減少に歯止めがかからず、商業施設やガソリンスタンドの撤退などが続き、生活の利便性が低下している。

 加えて高齢化率の上昇である。増大する社会保障費や介護給付費による財政上の課題は共通だろう。若者流出を防ぐ活性化策に尽きるが、これら解決策は単独自治体だけで解消する話ではない。災害対策も含め、地域資源を活用し、広域連携による提案に可能性はないのだろうか。候補は有権者に、まちづくりの実践力を示してほしい。地方選最終ラウンドは自治体の首長選である。室蘭市長選も40代の2人が立候補する予定だ。人口減に関わる公共施設集約、医療充実、経済活性化、そして財政再建という重要課題が山積だ。

政策視点を見定め

 今回は18歳選挙権施行後、初の統一地方選である。一極集中を解消すべく「若者が住みたいまちにする政策」をどう訴えるか、視点を見定めていただきたい。

 賛同する候補者を見いだすために、有権者は具体的な政策を判断材料にする。それは資料だけではなくて、街頭演説などを聞いて人柄を見ることもできる。統一地方選は同じ時期に、近隣自治体で選挙があるため、他市のまちづくりとの比較も可能である。さらに、知事選や道議選で、道の政策と自治体の政策を連動させて、自分の望むまちの在り方を描いてみるのも判断基準としては有効かもしれない。有権者は必ず投票所に足を運んでほしい。全てはその「1票」から始まる。

(執行役員編集局長 野田龍也)

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