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室蘭民報

超音波溶着の「精電舎」社長、人材確保に意欲【室蘭】

室蘭での研究開発拠点設置を目指し準備室を立ち上げる精電舎電子工業の松岸社長(中央)ら

 室蘭で研究開発拠点の開設を目指している超音波加工機国内トップシェアの精電舎電子工業(東京)の松岸則彰代表取締役社長が20日、青山剛室蘭市長を表敬し、「室蘭工業大学の学生が働ける場を確保し、室蘭で新製品の開発や新分野の開拓を進めたい」と意欲を示した。

 同社は2017年度(平成29年度)から、室工大で超音波を研究する青柳学教授(大学院工学研究科しくみ情報系領域)と超音波の応用技術について共同研究を進めている。開発環境や人材確保で優位性がある室蘭で将来的に研究・開発拠点の設置を目指し、室蘭テクノセンター(東町)に設立準備室を開設。4月から開発に協力してくれるパートナー企業探しなどを始める。

 松岸社長と青柳教授のほか、同社幹部や室工大の船水尚行理事副学長らが同席。松岸社長が準備室開設の経緯を説明し「室蘭では設計や開発を想定しているが、いろいろな可能性を検討している」と将来的な生産拠点開設も視野に入れていることを明らかにした。

 当面は同社の担当者が不定期で足を運び、市も準備室設置や資金調達、マッチングなどでバックアップする。松岸社長は「地元の製造業者がものづくりを深く理解し、大学とも連携するなど技術の蓄積がある。室蘭で製品開発が完結できるだけの環境が整っている」と強調。「室工大の学生が働ける環境を整えた上で必要な人材を確保し、研究開発に取り組んでいきたい」と意欲を示した。

 同社は1956年(昭和31年)設立の電気機器メーカー。60年に発売され爆発的に売れたビニール人形の「ダッコちゃん」を製造する高周波溶着機を開発して成長。世界初の「超音波ウェルダー」など、超音波や高周波でプラスチックや金属を溶着、溶断する加工機で国内トップシェアを誇る。製品は自動車や食品加工、電子機器、医療、バイオなど幅広い産業、研究分野に広がり、2018年度の売上高は約40億円。従業員は160人。

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