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名寄新聞

卒業設計で銀賞受賞・名寄産業高校建築システム科【名寄】

日本建築学会道支部の卒業設計で銀賞を受賞した木村さん(右)と後藤さん

 今年3月に名寄産業高校(杉田良二校長)建築システム科を卒業した木村周斗さん、後藤光さんらは、日本建築学会北海道支部の卒業設計「工業高校」部門で銀賞を受賞した。研究テーマは「やっぱり西條に集まる輪」で、西條名寄店をリノベーション(改造)し、より多くの人が集いにぎわう空間を創造した内容。なお、受賞作品は西條名寄店1階ホール(エスカレーター横)で展示されている。    同校では、体験や交流を通して問題解決能力の向上を図ることを目指し、3年生の教科として「課題研究」を設定。学科の特色を生かした実験、調査研究、作品製作などに取り組んでいる。

 「やっぱり西條に集まる輪」をテーマとした課題研究チームは、木村さん、後藤さんを中心に石井廉さん、梶原千澄雄さん、刈谷洋輝さん、時田翼さん、中村伯さん、村井拓実さんの8人で構成。

 研究テーマについて木村さん、後藤さんは「西條は創業当時、現在よりもさらに多くの人でにぎわっていたが、人口減少や郊外への大型店進出、コンビニエンスストアの出店などで利用者は減少。かつてのように幅広い年齢層の来店者でにぎわう姿を取り戻したいと考えた」と説明。

 研究内容は、既存店舗の骨格を残し、より多くの人でにぎわう空間へリノベーションした店舗を平面図にまとめた他、現行の店舗の200分の1スケールと、リノベーション後の100分の1スケールの模型も作製した。

 主なリノベーション内容について、「1階の食品売り場や衣類売り場を全てなくし、そこに商店街のような通りにした。グルメ屋台がずらりと並び、何も用事がない人でも楽しめたり、通り抜けができる空間を創造。また、2階は物作り体験ができる場所に生まれ変わらせた」と説明。

 また、屋上はサッカーやバスケットボールなどのスポーツが楽しめる空間となっていて、「買い物が目的というよりも、子どもから大人まで、色々な人が集える場となることを意識した」と話す。

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