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日高報知新聞

珍しい〝暖〟ボールアート【様似】

【様似】札幌在住の桑折廣幸さん(68)のダンボールをキャンバスに制作した絵画展示「ひろ・くわおり〝暖”ボールアート 北の浮世絵展」が、町中央公民館ギャラリー21で始まり、入館者の目を引いている。31日まで、入場無料。

 桑折さんはえりも町庶野の出身。昭和51年に26歳で、えりも産コンブ販売を目指して札幌市で「札幌こんぶ屋」を開業。ダンボール画家へのきっかけは、購入するコンブの包装に多量のダンボールが使われていることからその有効利用を目指して、平成15年に53歳で独学で「ダンボール画家」としての活動を開始した。

 ダンボールに描いた絵画の表面の一部を直感でカッターで剥がして、内部の波状に成形してある紙で絵画の躍動感や空気、風などを表現する独特の画風だ。

 今回の作品展は、平成15年から現在までの約300点の中から選び抜いた30作品を展示した。「夢見る初春」「北の白馬」「不思議な湖」など豊似湖の上空を飛ぶワシや日高の牧場風景、おばあちゃんの姿など見事な作品が並ぶ。

 江戸時代の浮世絵師・喜多川歌麿などの版画をモチーフに「北の浮世絵」をイメージしているという。  ダンボールアート絵画個展は、札幌市を中心に今回ですでに23回開催して好評を博し、本州では、東京都内、名古屋市、静岡市でも開催している。

 桑折さんは「管内では初の〝暖”ボールアート展となり、小・中学生にもぜひ観賞してもらいたい」と話している。

 23日午後1時半から同公民館で「〝暖”ボールアート体験会」を開催し、桑折さんの〝暖”ボールアートの話もある。

 開館時間は、午前9時から午後6時まで。月曜休館、日曜日は午後5時まで。

来館者に丁寧に説明する桑折さん(中央奥)

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