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苫小牧民報

さよなら地球体験館 100人駆け付け閉館惜しむ-むかわ

別れを惜しみながら体験館前で記念撮影

 昨年9月の胆振東部地震で被災して今月末で閉館が決まったむかわ町穂別の「地球体験館」の最後のイベントが21日にあった。町内外から約100人が訪れて27年にわたって親しまれた施設に感謝と別れを告げ、最後は入り口前に全員が集まって記念撮影した。

 体験館は1989年に開かれた横浜博覧会のパビリオンの一つを移設する形で、91年10月にオープン。サイエンスガイドが案内をしながら、地球の歴史やさまざまな自然環境を体験できる施設として人気を集めたが、地震で展示していた約200キロの岩石が落下し、入り口付近の天井が抜けるなどの被害が発生。9月6日から休館していた。

 隣接する穂別博物館周辺エリアの再整備基本計画に合わせて、今年10月に営業を終える計画だったが、復旧に約2億5000万円の多額の費用が掛かることから閉館時期を早めた。

 イベントは体験館の中に入れないことから、町民センターで実施。施設の歴史を振り返る「カルタ大会」で遊ぶなどした。その後、体験館に移動して、記念写真を撮影した。

 苫小牧市から訪れた公務員梅津拓史さん(46)は「中に入れないのは残念だが、最後に来ることができて良かった」と話した。館長で町恐竜ワールド戦略室の加藤英樹室長は「被災して営業ができなくなり、このような形で最後を迎えるのは残念」と話し、「お疲れさまという気持ちでいっぱいです」と閉館を惜しんだ。

 元サイエンスガイドも駆け付けた。ガイドを5年間務め、現在群馬県に住んでいる小山梨枝さん(33)は「『また来るね』『楽しかった』と来館者に言われることがうれしく、やりがいだった。青春の記憶が詰まっています」と涙ぐんだ。

 現役ガイドの中野美智子さん(34)は「たくさんの人が来てくれてうれしい。最後の別れを言うことができて、施設も喜んでくれていると思います」と涙をぬぐった。来館者の累計は66万6736人。

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