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苫小牧民報

新旧バトンタッチ 政府専用機、交代式典に関係者150人-空自千歳基地

3月末で退役するB747型機

 新型機種へ切り替わる政府専用機の交代式典が24日、拠点となっている航空自衛隊千歳基地で行われ、2018年度で退役する現行機と19年度から就役する新型機が1機ずつ並ぶ中、政府専用機を示す紋章を引き継いだ。千歳の滑走路をたち、4発エンジンを響かせながら世界を飛び回ってきた旧型の「ジャンボ機」は、25年10カ月にわたった運用にピリオドを打った。

 政府専用機は1993年6月から運用を開始。現行機のボーイング747―400型機はこれまで100カ国を訪問。国内外349回の任務運航で269カ所に寄港し、地球365周分に相当する約1460万キロを飛行した。新・旧型は共に1、2号機体制で同基地の特別航空輸送隊が運航する。

 式典には空自をはじめ外務省や自治体関係者など計約150人が出席。同輸送隊を指揮する航空支援集団の山田真史司令官が新型機に引き継ぐ運用に向けて「官民で力を合わせて安全確実、柔軟に任務を遂行する」と決意を述べ、鈴木貴子防衛政務官は「一致団結し安全運航の確保に全力を尽くしてほしい」と訓示した。

 旧型機の高野彰彦機長が「ボーイング747による輸送任務を終了します」と申告。機体扉に掲げる紋章が鈴木政務官を介して新型機の鈴木克洋機長に贈られた。

 防衛省によると、旧型2機は3月に入札を実施し、売却される見通し。両機の貴賓室は取り外し、一つを空自浜松広報館「エアパーク」に展示し、もう一つを無償で貸すという。

 新型機は1機約370億円の同777―300ER型機でエンジン2基を積む双発機。18年8月に1号機、12月に2号機が到着し、運航訓練や整備を進めてきた。

 航続距離は旧型機に比べて約1400キロ長い約1万4000キロに延伸。日の丸の国旗を付け、機体側面に金色で縁取った朱色の曲線が描かれたデザインだ。

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