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日高報知新聞

大東正史さん7回目のV【浦河】

 北海道日高装蹄師会(武田英二会長、会員80人)の第25回装蹄競技大会が25日、浦河町西舎のJRA日高育成総合施設の軽種馬装蹄所で開かれ、総合成績で浦河町の大東正史さん(42)が3連覇し、通算7度目の優勝を飾った。成績上位5人は、10月に栃木県宇都宮市で開かれる全国大会への出場権を得た。

 装蹄師の技能力アップを図る競技会で、道内をエリアとする日高装蹄師会から選ばれた26歳から42歳の会員10人が出場。順位はつかないが、日本中央競馬装蹄師会関東支部や韓国装蹄師会など国内外から5人がオープン参加した。

 競技は鉄の延棒から馬の前肢左右の蹄鉄を作製する「単独造鉄」(満点200点)と、判断用馬一頭の装蹄方針を決める「装蹄判断」(同100点)、実馬の前肢1蹄に合わせた造鉄・削蹄・適合・仕上げの「装蹄」(同370点)の3種目で670点満点。

 競技審査には、過去2回の優勝経験がある日高装蹄師会の中館啓貴さん(苫小牧市)を委員長に、過去8回優勝の同会副会長の門別尚省さん(日高町)、JRA日高育成牧場や軽種馬生産技術総合研修センターの専門家ら5人が厳密に採点した。

 造鉄は25分以内に真っ赤に燃えたコークスで鉄を熱し、ハンマーや専用道具でイメージ通り蹄鉄を作る種目。会場では多くの会員や関係者が見守る中、「カン、カーン」と鉄を打つ音だけが響き、選手たちは汗だくになりながら各競技に集中し取り組んだ。

 武田会長によると、今回の韓国からのオープン参加は「レベルの高い日本の装蹄技術に触れたいという申し入れがあり、参加してもらった」と話していた。  総合順位と部門別1位は次の通り。

 ▽総合 ①大東正史(42)=浦河町=483・8点②岡本昴昌(29)=浦河町=449・4点③倉持達矢(31)=新冠町=448点④高橋理生(36)=浦河町=442・9点⑤豊巻亮(41)=浦河町=441・1点

 ▽装蹄判断 ①茂貴紀(30)=浦河町=79・5点

 ▽単独造鉄 ①大東正史、147・3点

 ▽装蹄 ①大東正史、261・5点

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