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十勝毎日新聞

消防団がフレックス導入 訓練時間を選択制に【新得】

 新得消防団(廣瀬顯嗣団長、団員54人)は新年度から、定期訓練日の出動時間帯を選択できるフレックスタイム制をスタートさせる。町民の安全安心を守る重要な役割を担う消防団が柔軟な運用を導入し、訓練の出動率アップを図ることで、消防力の向上・強化につなげたい考え。「消防団活動の態勢充実は心強い」と町民が寄せる期待も大きい。

フレックスタイム制を導入し、訓練の出動率アップを図る新得消防団

 同団は毎月2回(1日、15日)の訓練日を定め、火災現場での消火を想定した放水訓練などを行いながら非常時の災害に備えている。団員の身分は、非常勤特別職の地方公務員。自営業や団体職員、農業などさまざまな仕事に就く団員は、災害が起きると自宅や職場から現場へ駆け付ける。

 60人の定数に対し、実数は54人と充足率は90%。事業所や町広報紙などで団員加入を呼び掛けているが、欠員の補充はできていないのが現状だ。さらに勤続10年未満の団員は27人に上り、全体の半数を占めている。

 昨年4月から1年間に行った19回の訓練では、延べ492人が出動。1回当たりの出動平均は26人と、実数の半分以下の状態が続き、出動率も48%にとどまっていた。効果的な出動率の向上を目指すために、昨年は3回(6、9、10月)フレックスタイム制の試行に踏み切り、「出動しやすい環境づくり」に乗り出した。

 同タイム制は、指定する3区分(午前5時40分~、午後1時~、午後6時~)の中から、団員が自由に訓練に参加する時間帯を選択できる。廣瀬団長は「災害現場の経験が少ない団員個々の判断能力と技術力を高めたい。臨機応変に対応できる消防活動態勢を整え、不測災害に備えたい」と話す。新得消防署によると、管内19市町村にある21消防団で同タイム制を導入するのは同団が初めてという。

<フレックスタイム制>
 労働者などが自身で日々の始業・終業時刻を決定して働くことができる制度。

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