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室蘭民報

迂回ルート通行開始、有珠山噴火から19年【壮瞥】

有珠山を背景に開通した道道洞爺公園洞爺線の新ルート=壮瞥町滝之町

 有珠山が2000年(平成12年)に、23年ぶりに噴火してからあす31日で丸19年。壮瞥町では、高温の火山灰などが斜面を流れ下る火砕サージの到達予想範囲を迂回(うかい)する道道洞爺公園洞爺線の新ルートが29日午前、開通し一般車両の通行が始まった。

 新ルートは、ハザードマップで明示した火砕サージの到達予想範囲を避け、町内東湖畔から南東側に向けて東湖畔トンネル(全長463メートル)を掘り、滝之町で国道453号と接続する片側1車線の全長1550メートル。26日には町主催の式典があり、関係者が完成を祝った。

 00年噴火では、道央と道南を結ぶ主要路が広範囲で長期にわたり寸断。後志方面などに大きな迂回を余儀なくされた。伊達市―豊浦町間は最大で5時間を要し、住民生活をはじめ物流や観光に影響を及ぼした。このため火砕サージの到達予想範囲の外側に新路線を設定し、道が10年度に事業化した。

 気象庁が毎月発表している月間火山概況によると、有珠山の噴火警戒レベルは2月28日現在、「活火山であることに留意」を示す「1」だった。これまでのところ、噴火の兆候は見られない。ただ近年は、20~30年周期で噴火を繰り返し、常に噴火に対する備えは欠かせない。

 整備事業では、今回開通した区間のほかに、壮瞥町と伊達市を結ぶ道道滝之町伊達線の新ルートも22年度末の完成を目指し整備が進む。全面供用が始まると、伊達市―豊浦町間の所要時間は大幅に短縮される見通し。噴火で周辺道路が通行できなくなった場合の迂回路としての役割が期待されている。

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