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十勝毎日新聞

D型ハウスで革製品販売 エゾシカで製品化【池田】

 今年3月末まで町地域おこし協力隊員だった長谷耕平さん(33)が、エゾシカ革製品などの販売店「EZO LEATHER WORKS(エゾレザーワークス)」を27日にオープンさせる。協力隊を足掛かりに池田町に移住し、任期の3年間に人脈を築き、周囲の支えもあって定住する環境が整った。

D型ハウス内を店舗兼自宅に改修した長谷さん。後ろはエゾレザーワークスの実店舗

 長谷さんは、2016年4月に東京から協力隊員として池田町に移住。町のエゾシカ等解体加工施設に勤務し、所持する狩猟免許を生かしエゾシカ猟で自ら仕留めた皮をなめし、その革を素材に全国各地の革作家に製品化を依頼。17年5月にオンラインショップ「エゾレザーワークス」を開設し、製品を販売している。

 昨年8月、町清見163の約800平方メートルの土地と、そこに建っていたD型ハウス(約200平方メートル)を購入。移住の際に世話になった町内の赤坂建設の赤坂正社長に相談に乗ってもらいながら、D型ハウスを自らの手で改修した。

 長谷さんはログハウスビルダーだった腕前を発揮し、D型ハウス内に枕木を敷き、その上に住居となる移動可能なタイニーハウス(約17平方メートル)を建て、ベッドやキッチン、バスルームも完備。それとは別に実店舗(約25平方メートル)や事務スペース(約10平方メートル)も整備し、上下水道、電気、電話などの生活環境を数か月かけて整えてきた。

 待望の実店舗オープンを前に、長谷さんは「周囲の支えに感謝している。この場所をエゾシカアイテムをプロデュースする拠点にしたい」と意欲を見せる。実店舗オープン後もオンラインショップは継続する。

 D型ハウス内は冬季は氷点下に冷え込むが、タイニーハウス内は快適に過ごせるという。今後は屋外に工房も構える。

 近く第2子が誕生予定で、妻真澄さん(39)、長男(3)と一家4人の生活を始める。将来的には子どもの成長を見越して、町内に新たな土地を購入し、手狭になるタイニーハウスからもっと大きなログハウスを自らの手で建設する夢を描いている。

 エゾレザーワークスの実店舗は、午前11時~午後5時。毎週火・水曜日は定休日。問い合わせは、エゾレザーワークス実店舗(015・578・7256)へ。

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