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日高報知新聞

13期生17人が練習開始【新冠】

【新冠】町郷土芸能の新冠判官太鼓保存会(橋本正美会長)は8日、新冠少年判官太鼓の小学生第13期生17人の育成練習を開始した。

 後継者育成のため4年に一度、町内小学3年生男子を募集し、6年生まで4年間の練習を積む。毎週月曜日と水曜日に町民センター隣の武道館(旧児童館)で指導員5人の指導を受け、7月13、14日開催の「にいかっぷふるさとまつり」でのデビューを目指している。

 約800年前、武将「九条判官源義経」が時の偽政者で兄の「源頼朝」の迫害から逃れ、新冠の地に館を築いたと言われている。新冠川河口にそびえる大岸壁が「判官館」とも呼ばれており、新冠判官太鼓保存会はこれから名称を取り、昭和45年に創設された。勇壮なリズムで新冠町の自然と産業、町の発展をうたいあげている。

 演奏曲は、日高山脈の中央にそびえ立つ幌尻岳のつながりと町民の強い絆と発展を表現した「ホロシリ太鼓」、日高山脈を源流とした新冠川の渓谷や激流を表現する「激流 流れ打ち!」など7曲を作り上げた。

 第13期生の指導には、佐藤正秀さん(52)=役場・2期生=、斉藤寿宣さん(40)=役場・5期生=、栗山匠太さん(40)=栗山建設・5期生=、中村洋太さん(32)=役場・7期生=、工藤紘士さん(31)=梶浦組・7期生=の打ち手5人が担当している。

 小学生17人が初めて習得、披露する曲目は「牛若太鼓」で、この曲は「打ち込み」の基本となる複数のリズムの中から2つをベースに、6つのフレーズで構成。太鼓には楽譜がなく、2つの基本リズムを繰り返し徹底的に身体で覚えていく。最終的に腕の振りや気合(掛け声)などを加えて完成させていく。     指導者代表の佐藤さんは「判官太鼓の保存伝承、後継者育成を目的に、判官太鼓を通じて、大人になっても新冠に住み続けたいと思う子どもが1人でも多く生まれてほしい」と話した。

 13期生となった氏家康介君は「父(第4期生)が太鼓をやっていたのを小さいころから見ていた。自分も太鼓をたくさん練習してうまくなりたい」、福田貴叶君は「にいかっぷふるさとまつりで、太鼓を見たのがきっかけでやってみたいと思った。かっこいいし、音も大きく迫力がある」と目を輝かせていた。

 保存会は、令和2年に創立50周年を迎えることから、9月に記念講演、11月に記念式典・祝賀会と50周年記念誌の発行などを計画している。

 第13期生17人は次の通り。

 ▽新冠小=明石楓河、荒木剛瑠、氏家康介、齊藤空良、鹿戸一希、杉水流健仁、中川結愛、中川蓮、福田貴叶、丸山建、三上壮太、三宅瑛翔、森光生、山口大成、山本春輝

 ▽朝日小=佐藤琉晴、藤澤恵大

佐藤指導員の熱い指導で熱心に練習する子どもたち

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