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室蘭民報

若手市民や職員立案参加を促進、6選果たした菊谷市長【伊達】

「若手の市民、職員とともに政策を確実に実行する仕組みをつくる」と話す菊谷秀吉市長=14日午後5時35分

 道内の現職市長では最長の6選が決まった菊谷秀吉市長(68)は14日の当選後と翌15日、取材に応じた。6期目の主要政策の一つに掲げた「市民とともに改革」について、政策の確実な実行に向け、若手の市民や職員が政策立案に参加し、政策を具現化する仕組みを2019年度、構築する考えを明らかにした。

 会見で菊谷市長は、4月に始動した第7次市総合計画の策定に向け立ち上げた30~40代の若手市民による「みらい会議」に集まった人材を活用して「実現可能な改革を具体に進めたい」とした。19年度は「公園のあり方」といった、市民に取って身近なテーマ設定を検討している。

 また若手職員が政策立案に参加できる、参加している意識が持てるようにする。情報技術(IT)にたけていたり、興味がある職員で研究会を立ち上げてもらい、ITを活用して公共交通の利便性を高めたり、高齢者が暮らしやすくなるような方策を考えもらう考えで「総論は分かっている。確論も分かってきている。ただ実行部隊がいない。誰がやるのかまでを自分たちで考え、実行できるようにしたい」と述べた。 市内人口は3月末に3万4083人と、この1年間で496人減少。過去の人口推計よりも減少のスピードが早まっていることから、阻止に向け、基幹産業の農業を柱にした産業基盤の確立を「大きな柱にする」とした。関内・長和地区の国営緊急農地再編事業の実現やワイン醸造用ブドウの試験栽培、発芽野菜工場の進出などで「実現できる」と見通した。

精魂込め市政運営、執務再開

市役所本庁舎の玄関で新入の女性職員から花束を受け取る菊谷秀吉市長=15日午前8時59分

 菊谷市長は15日、市役所で執務を再開した。選挙後の初登庁として正面玄関で多くの職員の出迎えを受けた菊谷市長は「前回以上に精魂込めて市政運営をしたい」と述べた。

 市長の6期目の任期は新元号「令和」の初日となる5月1日から4年間。市長は花束を受け取ると、市議会議場で職員を前に政策の3本柱に掲げた「市民とともに改革」について「自助、共助の弱体化によって、市役所に任せる風潮がある意味において存在する。市民にも責任を感じてもらい、やるべきことはやってもらう必要がある」と述べ、日ごろから市民と信頼関係を構築するよう、促した。

 「市長の指示だから」「市長がこう言ったから」という言い回しを気に掛けている。「私の発言内容が違うと思えば遠慮なく意見を出してほしい。そうでなければ忖度(そんたく)を生んでしまう」と、職員一人一人が自分の考え、意見を言葉にするよう投げ掛けた。

 市議選の候補が乗った選挙カーが頻繁に行き来する15日の伊達市内。舟岡町の根子ももこさん(43)は「選挙はやってほしかった。室蘭市長選の討論会を見て必要と感じた。市民として考える時間、機会がほしかった。ワイン醸造用のブドウ生産など食の分野でチャレンジする姿勢が見られるので今後が楽しみです」と菊谷市政6期目へ期待した。竹原町の佐藤光雄さん(75)は「5回連続での無投票当選は市長に力がある証拠。注文があるとすれば市民農園の料金が高くなってしまったので、高齢者が余暇を過ごしやすい場をつくってほしい」と話していた。

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