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苫小牧民報

豪州・国際射撃競技会団体3位に貢献 陸自11普連、畠山毅一3曹世界10位に

豪州で開催された国際射撃競技会で個人10位となった畠山3曹

 オーストラリアで4月から今月上旬にかけて行われた国際射撃競技会で、陸上自衛隊第7師団指揮下の第11普通科連隊重迫撃砲中隊に所属する畠山毅一3曹(27)が個人総合の部で世界10位に輝いた。出場した19カ国20チームのうち、陸自選抜チームは戦闘射撃部門で3位。陸自から出場した選手10人の中では最高位の好成績をマークし、日本の上位入賞に大きく貢献した。今後は指導者として「中隊や連隊の射撃技術向上に貢献したい」と力を込める。

 競技会は豪軍が主催し、拳銃、小銃、機関銃の射撃技術を競う。各国の友好関係構築と射撃能力向上などに向けて切磋琢磨(せっさたくま)する機会として陸自は2012年から参加。今年は4月23日から5月3日まで開催され、豪州の他、米国、韓国、フランス、タイなどが参加した。

 畠山さんは小銃、機関銃、拳銃の射撃技術を一気に競う「個人装備火器総合」で個人10位となった。内容は小銃で前回の昨年より150メートル遠い600メートル先の的を狙うほか、昨年まで両手で構えていた拳銃射撃は今年から左右の片手でそれぞれ的を狙うなど新しい内容が加わり、より高い練度が求められた。1キロ走の後に機関銃で600メートル先の的を狙う状況もあり、全体を通して「運動と射撃の連動」が意識された種目となった。

 第7師団の代表に選ばれ、さらに北部方面隊でも選抜された畠山さん。昨年10月から全国の精鋭30人の一員として富士学校(静岡県)で訓練を受け、日本代表メンバー10人中の1人に選出された。1日8時間に及ぶ練習で技量を高めた。射撃漬けの毎日を過ごす鍛錬の日々を過ごした。競技会本番を迎え、「『いつも通りに』と平常心で臨んだ」と語る。

 17日に東千歳駐屯地で、11普連が帰還行事を開催。300人以上で畠山さんと帯同した指導部隊員らを拍手で迎えた。司会者が競技会の成果を報告すると、大きな歓声が上がり、宮内雅也連隊長は「今年もいい成果を得られてうれしい。連隊の自慢の隊員」とねぎらった。

 予備隊員として畠山さんをバックアップした後藤昂太3曹(27)も「正選手になれなかったが、次の挑戦で世界一の射手になりたいと思います」と決意を語った。

 代表メンバーは1人1回限定の参加となるため、畠山さんは今後、指導者として後進の育成に当たる。「結果を残せてうれしいが、まだまだこれから。11普連の射撃練度が上がるよう貢献したい」と話している。

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