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根室新聞

市アジア圏輸出促進協 6年ぶりに経済ミッション派遣へ【根室】

 根室市アジア圏輸出促進協議会(会長、石垣雅敏市長)の令和元年度総会が20日午後、市総合文化会館で開かれた。総会では経済ミッションの実施について、山本連治郎根室商工会議所会頭が「今年度、議員会で検討している。ぜひ市長も参加を」と投げかけ、石垣市長もこれを了承。6年ぶり5回目となるベトナムへの経済ミッション派遣を決めた。

 協議会で石垣市長は「これまでの活動によって培ってきたノウハウや人脈をベースに、会員の理解と協力のもと、継続した取り組みで根室産水産物の輸出が促進される」と、一層の取り組みを誓った。事業報告では、平成30年度の輸出実績を報告。冷凍サンマ35.5トン、根室産魚介類28.6トンなど全体で64.9トンを輸出した。

 また、事業計画案では、協議会設立10年目を迎え、平成27年度から実施している「新5か年計画」の最終年に当たることから、今後の活動の方向性の在り方を検討する年と位置付け、これまでの取り組みに対する評価、検証を行うとともに、今後の輸出促進支援の在り方なども協議していく。なお、第9期根室市総合計画で示した目標値(令和2年度)に対し、輸出の取り組みに参加する意向のある企業数(15社、目標値同数)、根室税関支署管内の輸出入貿易額(58億1800万円、同50億円)をいずれもクリア。また、外国人技能実習生の受入数は、目標値250人に迫る223人(3月末時点)と順調に推移している。

 議案通り承認した後、アドバイザーの荒川研さん(AK COACH㈱代表取締役)が昨今のベトナム情勢について「若手経営者が多く、取引などもスピードが速い。今までの経験だけでは、ついていけなくなる懸念がある」としたほか、「根室の優秀な水産加工品などサンマ以外の輸出も検討していってほしい」とアドバイス。また、現地法人・HOPESを経営する鈴木新一社長は「人材確保について、買い手市場から売り手市場になる。福利厚生など整備しなければ人が集まらなくなる」と述べるとともに、労働力としてだけではなく、優秀な人材の確保も可能とした。

 委員からは「しばらく経済ミッションを行っておらず、ベトナムとの距離感が遠くなっていると感じる。新しい市長や会頭が就任したので、もう一度ミッションを派遣してはどうか」との意見に、今年4月に根室ベトナム交流協会を設立した根室商工会議所の山本会頭が「議員会で今年度実施を目指し、検討している最中。石垣市長にもぜひ参加してほしい」と呼び掛け、その場で石垣市長が「ぜひ参加したい」と応じ、平成26年1月以来となる6年ぶり5回目の経済ミッション派遣が決まった。なお、実施時期など詳細は同会議所、事務局など関係機関で詰めていく。

6年ぶり5回目となるベトナムへの経済ミッション派遣を決めた根室市アジア圏輸出促進協議会の総会

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