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釧路新聞

阿寒湖で観察会 児童がマリモの生態学ぶ【釧路】

 NPO法人阿寒湖のマリモ保護会などが主催する、国の特別天然記念物マリモの観察会が22日、釧路市阿寒湖で開かれた。阿寒湖小(本川敬一校長・児童数56人)の6年生9人が、普段立ち入ることのできない生育地で、マリモの生態や保護活動の歴史について学んだ。

打ち上げられたマリモを間近で観察する児童ら

 好天に恵まれたこの日、児童らは立ち入りが厳しく制限されているマリモの生息地、チュウルイ湾へバスで移動。現地では、市教育委員会マリモ研究室の尾山洋一さんが、生息範囲や生態などを説明した。  続いて児童らは船に乗り込み、水中眼鏡でマリモを観察。「大きい!」「きれい」などの声を上げ、湖底に息づく神秘的な姿を目に焼き付けていた。  前日の雨風の影響で湖岸には多くのマリモが打ち上げられており、児童らはマリモを湖に戻す作業も手伝った。小竹千茄さん(12)は「思っていたよりも重みがあってびっくりした」と話していた。  その後、過去にマリモが生息していたシュリコマベツ湾に移動し、同保護会副会長の安井岳さんが消滅した経緯などを説明。安井さんは「今回の観察会をきっかけに、環境保護について考えてほしい」と訴えた。  今年8月下旬には、チュウルイ湾で約22年ぶりに、マリモの個体数調査が行われる。

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