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室蘭民報

商議所が企業訪問ツアー、学生の地元就職を後押し【室蘭】

橋りょう部材製造工程を熱心に見学する学生たち=楢崎製作所

 室蘭商工会議所(栗林和徳会頭)は、大学や専門学校と連携した企業訪問バスツアーを企画し、大学生の地元就職を後押ししている。学生優位の「売り手市場」が続く中、人材確保に苦しむ中小企業にとって「意欲のある社員」確保が狙いだ。就職先の視野を広げたい学生と「ウィン・ウィン」(相互利益)の関係構築に向け事業を進めている。

 ●溶接ロボット
 「わが社だけではなく地域活性化のために一人でも多く室蘭に就職してほしい」。23日の企業見学会。橋りょう・機械製作の楢崎製作所(崎守町)の寺島政彦取締役総務部長が学生ら約20人に呼び掛けた。同社は白鳥大橋の工事や環境とシステム建築分野にも力を入れていると説明。業務効率化に向け機械化した溶接ロボットの稼働状況などを伝えた。

 中村直倫さん(24)=室蘭工業大学生産システム工学系学科=は「富山県出身ですが、道内就職を考えるようになりました。自社で全てを製作する企業に興味があり、実際に働くイメージができました」と語った。

 室蘭商議所と室蘭工業大学主催で2007年度(平成19年度)から実施する企業見学会。今回初めて日本工学院北海道専門学校(登別市札内町)と西胆振の高校教諭が参加。企業側は4社が協力し、計19社による見学会となった。

 ●逆求人型が増
 産学連携を強める背景には学生の道内就職率の低下がある。室工大の就職率をみると、道外が微増で市内は過去3年下降が続く。19年3月卒業生の就職率は道外が64・6%(348人)と3分の2を占め、市内2・2%(12人)、道内31・4%(169人)。過去3年間を比較すると、市内が1・2ポイント、道内が0・8ポイント減少した。

 金融機関の聞き取り調査では「仕事はあるが人手が足りない」(登別市内建設業)、「受注は増えているが人の確保ができない」(室蘭市内サービス業)との声は依然、根強い。

 全国的には経団連が21年春入社の就職活動(就活)から大手企業の採用面接などの解禁を定めた指針の廃止を決定。道外では登録した学生に企業が接触する「逆求人型」と呼ばれる採用形態も増えている。

 室蘭商議所の佐藤大海さんは「中小企業は人材確保に苦戦している。地域に密着した姿勢をPRし、熱意ある学生の採用の応援に力を入れていきたい」と話した。

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