北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

棺掛けやタペストリーなど【浦河】

作品の前で出品者の深沢さん(左)と木谷さん(右)

 浦河町常盤町の手作り家具とカフェの店ガーデンソングで、「アイヌの手仕事展」が開かれている。31日まで。

 出品は月に2回(不定期)、堺町生活館で開かれている「ネコンネ(手仕事)教室」の深沢みよの代表(67)と木谷るり子さん(59)ら生徒9人(現在8人)の作品。

 アイヌ文様をほどこした棺掛け、ミニ着物のタペストリーやエムシアツ編み、小物など約40点。

 開講5年目の教室は、堺町生活館を会場に深沢代表と教室生8人が和気あいあいと楽しみながら作品を作り、アイヌの伝承技術の継承と普及を目指し活動している。

 今回の展示は、昨年の5月から今年3月に作り上げた作品。ひと針ひと針細かい作業で、アイヌの独特な文様をほどこした刺しゅうの作品が並び、木の皮(オヒョウ)から縄(糸)を作り、くるみなどで色付けしたり、着なくなった服の布など身近な素材を使用。

 木谷さんが約1年掛けて作製した「ガマとエムシアツのバッグ」と深沢代表の「棺掛け」(1㍍60㌢四方)などの作品の数々に、「手間を惜しまない根気のいる作業」なのが見てとれる。

 それぞれの作品には素材と出展者の思いが書かれたカードも添えられている。

 本紙の取材に答えてくれた深沢代表と木谷さんは「教室生それぞれの個性が出ている作品で、タペストリー一つをとっても、それぞれの模様が違ったり楽しめると思う。完成した時の喜びはとても大きいし、展示も頑張ろうと励みになる」と話し、来場者へ「アイヌ文様の素晴らしさを見て、興味を持ってほしい」とPRしていた。

 入場無料。展示は午前11時から午後5時まで。日、月曜定休。

 また、堺町生活館では教室生の募集を随時行っている。教室は年間20回の開催で月に1~2回など不定期。時間は午後7時~9時まで。問い合わせは同生活館(☎22・5795)へ。

関連記事

日高報知新聞

斉藤恒子染展~藍色の風【日高】

【日高】帯広市在住の染織作家による「斉藤恒子染展~藍色の風~」が19日まで、門別競馬場向かいのナカジマ家具店地下特設会場で開かれている。時間は午前10時~午後6時(19日は午後3時)まで。  斉藤さん...

日高報知新聞

高山植物の盗掘防止など【様似】

【様似】登山シーズンとなり、アポイ岳保全対策協議会は15日朝、貴重な高山植物群落があるアポイ岳(810・6㍍)登山口で高山植物盗掘防止と携帯トイレ普及の啓発キャンペーンを実施し、登山者に協力を呼び掛...

苫小牧民報

特製ちゃんこで町民笑顔に むかわ合宿の大相撲・友綱部屋

 むかわ町内に合宿中の大相撲・友綱部屋は16日、昨年9月に発生した胆振東部地震で被災した町民を励まそうと、同町道の駅「四季の館」で振る舞いちゃんこ会を開いた。友綱親方(元関脇・旭天鵬)をはじめ、...

苫小牧民報

大移動終え、D51お披露目 道の駅併設の鉄道資料館にファンら-安平

 安平町が誇る蒸気機関車(SL)「D51―320号機」の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」(同町追分)に併設する鉄道資料館への設置作業が14日に完了し、一般にお披露目された。多くの町民...

苫小牧民報

障害者の就労支援に 使用済み水道メーター、福祉施設に作業委託-苫小牧市

 苫小牧市は、これまで専門事業者に売却していた使用済み水道メーターについて、今月から分解と選別作業を市内の福祉事業所11施設に委託した。リサイクル活用と障害者の就労支援につなげるのが狙い。各事業...