北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

将来は中央競馬で出走を【新ひだか】

母子馬の世話をする静内農高の生徒たち

【新ひだか】全国で唯一サラブレッドの繁殖から育成までを授業に取り入れている静内農業高(志賀聡校長、生徒125人)で5月25日夜、牡の子馬が誕生した。

 畜産系の生産科学科がある同校は、年1頭の割合でサラブレッドの生産に取り組み、授業の一環として生徒たちが馬の世話をしている。

 子馬は5月15日が出産予定日だったが、10日遅れの25日午後10時20分に誕生。母馬は12歳のマドリガルスコア(父ダンスインザダーク)で、父は近くにある日本軽種馬協会静内種馬場でけい養されているイギリス産の種牡馬マクフィ。

 母子の世話は将来、軽種馬生産牧場への就職を考えていたり、馬の繁殖に興味のある生徒が希望して担当。母馬の乳が張るなど、出産の兆候が見え始めた5月中旬から同校OBで馬術部顧問の若松勇太教諭らとともに、きゅう舎近くで見守ってきた。

 出産は破水から15分ほどで誕生する比較的にスムーズなもので、帰宅していた生徒たちは出産の瞬間に立ち会うことは出来なかったが、寮に住む生徒たちは連絡を受けてすぐにきゅう舎に駆け付けて子馬と対面。繁殖研究班長の矢野颯之新君(3年)は「1年生のころから見ているが、今回はそばで体を拭いたりして手伝った。とてもかわいかった」と貴重な体験を振り返った。

 子馬は鹿毛で、額には白斑はないがつむじがたくさんあった。名前は馬コースの生徒に公募する予定。

 連絡を受けて駆け付けた山形采さん(2年)は「初めて出産に立ち会った。生まれてから立ち上がるまでを見ていて感動した」、清水悠花さん(2年)は「小さくてか弱い感じでいたが、1時間後には自分の足で立ち上がりびっくりした」などと感想を話した。

 馬コースの2年生10人が中心となり母子の世話をすることとなり「みんなに愛される馬になってほしい」、「将来は中央競馬で走るような強い馬になってほしい」と成長を楽しみにしていた。 

 子馬は来年のサマーセールに上場予定。今年上場予定の1歳牡馬「桜翔」(父エスケンデレヤ、母マドリガルスコア)も順調に育っている。

 昨年のサマーセールで270万円で兵庫県馬主協会に落札された牝馬「叶愛」は、ユメノマクアケと名付けられ、園田競馬場で競走馬として育成されレース出場を待っている。

 また、同校では子馬がどんな行動をしているのか把握するため、GPSを使用した研究も昨年度から実施している。

関連記事

根室新聞

写友会が写真展 24日まで【根室】

 市内の写真サークル「写友会」(小林正輔会長)の写真展が17日、市総合文化会館エントランスホールで始まった。会員5人が各10作品を展示し、野生動物や自然現象を切り取った写真でカメラテクニックを...

根室新聞

参院選10代投票率 過去最低に【根室】

 7月21日に投開票が行われた第25回参議院議員通常選挙の根室市内の10代(18、19歳)の投票率は2282パーセントで、18歳選挙権が導入された平成28年の第24回参院選以降の各級選挙を通じて、...

苫小牧民報

モデルの椿梨央さんサプライズで始球式 太陽杯軟式全道少年野球胆振支部予選..

 太陽グループ杯争奪第26回全道少年軟式野球選抜大会胆振支部予選大会は17日午前、苫小牧市営少年野球場で開幕した。2日間にわたって胆振地区の小学生たちが全道大会への1枠を懸けてトーナメント戦を繰...

苫小牧民報

ウガンダ軍の工兵対象に技能指導 国連PKO支援部隊で現地へ-新千歳

 国連平和維持活動(PKO)支援部隊早期展開プロジェクトに参加するため、陸上自衛隊からアフリカのウガンダに赴く教官団の見送り行事が16日、新千歳空港国内線ターミナルビル内で行われた。陸自第3施設...

苫小牧民報

山線資料見つかる 詩人の故斉藤征義さん蔵書

 年内の開館に向けて蔵書整理が進む苫小牧市王子町1の「斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館」設立準備室で、王子軽便鉄道(通称・山線)に関する資料約300点が見つかった。列車の設計図や地図、写真などで、...