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室蘭民報

自身の店を持つ夢かなえバラ色の日々を過ごす原田さん【登別】

「花を購入したお客さんに喜んでもらえるのがうれしい」と仕事のやりがいについて語る原田さん

 登別市若草町の花屋「フルール・エトワール」。フランス・パリを思わせる店内には約50種類の花が並ぶ。中でも種類を豊富に取りそろえているのはバラ。多いときは30種類。店主・原田久子さん(44)は「バラを目当てに来店するお客さんも多いです」と笑みを浮かべる。

 開店から今年12月で丸10年。店頭で花を売るほか、ホテルのレストランや、ブライダル会場の飾り付けも経験してきた。だが「昔から花が好きだったわけではなかった」と振り返る。

 高校卒業後、卸会社で事務職員として働いた。花に関心を持ったきっかけは、亡くなった知人の祭壇に供える仏花を買った際のこと。いろいろな花を組み合わせ、でき上がった花束はすてきだった。お客から感謝される花屋に興味を持った。

 3年間勤めた卸会社を辞め、花屋で店員として働きながらフラワーデザイナーの資格取得を目指した。最初は器具の扱い方に苦労し、ナイフで手を切るなど「けがは多かった」が、体を動かして働く仕事は新鮮だった。「花の水を取り換えるのも楽しかった。こんなに楽しくて、お金をもらって良いのかと思ったくらいです」

 20代後半は「新しい場所で挑戦してみたい」と札幌で人気の花屋に3年間勤め、多忙な日々を過ごした。地元に戻った後、以前から夢だった自身の店を35歳で手に入れた。

 「お客さんに喜んでもらえるのはうれしい」。購入客だけでなく、花束を受け取った人から感謝の手紙が届くこともある。「花を買ったお客さんの気持ちを、また別の誰かに伝える仕事。いろいろな要望に応えられるよう、日々勉強していきたい」

   

はらだ・ひさこ 室蘭市出身。旧登別南高校(現登別青嶺高校)卒。登別や室蘭、札幌の花屋に勤めた後、実家の敷地内に「フルール・エトワール」を開店。フラワー装飾技能士1級、日本フラワーデザイナー協会講師。好きな花はバラ。

店内で接客する原田さん

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