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苫小牧民報

ヒメマス大豊漁 釣獲数過去最多6万8206匹-支笏湖漁協

豊富に水揚げされている今季のヒメマス

 支笏湖のヒメマス(支笏湖チップ)釣りが大豊漁となっている。千歳市と支笏湖漁業協同組合の調査によると、解禁後の1~15日に釣り上げた釣獲数は前年同期比83・8%(3万1101匹)増の6万8206匹と現在の集計法になった1998年以降最多を記録。関係者は異例の釣果に驚きを見せ、今後の安定的な漁獲を願っている。

 湖に出た船は3・4%増の1309隻で、釣獲数は過去10年平均の2・2倍に膨らんだ。1隻当たりの釣獲数も77・8%増の52・11匹だった。釣れた魚のうち体長25センチほどの4年魚が7割以上を占め、同20センチほどの3年魚が2割。6月の最多記録は14年の10万2450匹だが、19年も10万匹超えは確実とみられる。

 ヒメマス釣りには資源保護のため解禁区域が支笏湖温泉、幌美内、美笛の3地区に指定されている。釣果数は支笏湖温泉地区で14・9%増の1万7751匹、幌美内地区で2倍の3万7745匹、美笛地区で3・5倍の1万2710匹と全地区で増加した。湖全体で満遍なく魚がいることを示している。

 豊漁の明確な要因は正確に特定できていない。同漁協の佐藤晴一事務局長は「3年連続の豊漁は近年で前例がない。湖面が穏やかな日がほとんどで、釣りに出られる日数も多い」と語る。「湖の水温がちょうど良く、ヒメマスの餌となるプランクトンが適量だったのだろう。一昨年の秋に大雨で土砂が流入したことも影響したのでは」と推測する。

 今年の4年魚は16年に放流された。17年9月には台風18号がもたらした大雨があって土砂が流入したために湖内のプランクトンが増えた可能性が考えられるという。

 卸売業と食堂を営む支笏湖観光センター=幌美内=の小林典幸社長は「支笏湖チップ」(ヒメマスの愛称)をアピールする絶好の機会と捉え、「新商品開発にも惜しみなく挑戦できる」と喜びの表情。市観光事業課も「多くの方に支笏湖に来て、チップを食べてほしい」としている。

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