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根室新聞

国後島・自由訪問団 8年ぶりに植沖墓地到達【根室】

8年ぶりにたどり着いた植沖墓地=23日、千島歯舞諸島居住者連盟提供

 21日から国後島を訪れていた北方四島自由訪問第3陣(池田英造団長)は24日、3泊4日の日程を終え四島交流専用船「えとぴりか」(1124トン)で根室港に戻った。計画していた植沖など3カ所すべてに上陸し、元島民と後継者らが墓地や旧居住地跡を散策した。

 一行は、国後島植古丹生まれの池田英造さん(86)=根室市=を団長とする元島民や後継者ら38人と、同行者11人の計49人。自由訪問は千島歯舞諸島居住者連盟が実施主体となり、島内の「友好の家」に宿泊しながら団員の旧居住地3カ所を訪れた。

 島では、22日にラシコマンベツと植内(ウエンナイ)、23日に植沖を訪問。このうち植沖では、険しい道のりを進まなければお参りできない植沖墓地に、平成23年にも2人で訪れている池田さんと副団長で植古丹2世の谷内紀夫さん(61)が8年ぶりにたどり着いた。

 同墓地はこれまで、高齢者に配慮して300メートルほど手前に木製の標柱を設置しており、本来の墓地を望みながら手を合わせていた。

 池田さんは体調の不安から今回の自由訪問を見送るつもりだったが、「後継者へ土地勘を引き継ぐ責任がある」と奮起して参加。同郷の母を持つ谷内さんを植古丹の後継者に指名して墓地や居住地跡を説明して歩いた。谷内さんは「“任せたよ”と託された。池田さんと来るのは2度目なので、もう忘れない」と胸に刻んだ。

 今回訪れた墓地のうち墓石が残っているのは植内のみで、谷内さんは島の墓地について「フェンスで囲うなどして保全されているのは古釜布の日本人墓地のみ。人道的見地からみても、墓の整備は法律などよりも重みのある話だと思う」と話し、墓石に手を合わせることすらままならない墓地の保全と環境整備を訴えている。

 また、池田さんは今月29日に予定されている日ロ首脳会談について、「74年前から四島返還の期待しかない」、谷内さんは「目に見える形で一歩でも動いてほしい」とそれぞれ話していた。

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