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根室新聞

花咲貯氷・冷蔵第2工場着工 供給体制を安定化【根室】

神事などを行い、工事の安全を祈願した

 根室漁協が進める花咲貯氷・冷蔵第2工場新築工事の地鎮祭が27日、建設場所の花咲港368番地で開かれ、祝詞の奏上や玉串の奉納など神事を行い、建設工事の安全を祈願した。

 同漁協は花咲地区に、製氷貯氷冷蔵設備を持つ第1工場と貯氷施設の第2工場を有し、花咲港に水揚げされる漁獲物の鮮度保持に必要な氷を安定して供給し、需要に応じて外来船、市内漁協、加工流通業者に対しても供給してきた。

 第1工場は平成20年度に強い水産業づくり交付金で建て替えた。第2工場は昭和48年に建設し、稼働してきたが、サンマ棒受け網漁業、サケ定置網漁業、各種沿岸漁業などの水揚げが減少している一方で、電気・水道料金等の上昇もあり、施設運営経費の負担が大きな課題となっていた。

 今年から公海サンマ漁の新規開始や、サケマス流し網漁の禁止で新たにホタテ漁場を造成したことに伴い、流通のための保管施設の需要が発生。現状ではニーズに対応可能な施設がないことから、今後の鮮度保持に対する氷の需要などに対応できるように第2工場を再整備し、氷供給体制の安定化、魚価の向上、流通体制の確立を図り、地域全体の競争力のさらなる強化を目指すことを目的に、新築することとなった。

 建設は水産業競争力強化緊急施設整備事業として実施され、事業費は12億2639万円(税抜き)で、国が2分の1を補助する。鉄骨造一部3階建の延べ床面積2776・72平方メートル。貯氷最大4732トン、冷蔵最大1100トンで、氷需要閑散期には一部機能の切り替え式により、冷蔵保管に対応可能となっている。工期は27日から来年2月までで、渡辺・高橋特定建設工事共同企業体が施工する。

 27日午後から行われた地鎮祭には市内各漁協、市、振興局など関係機関、団体から約50人が出席。祝詞の奏上や玉串をささげ神事を行い、建設工事の安全を祈願した。

 終了後には根室漁協の大坂鉄夫組合長が「本来四漁協での運営を考えていたが、根室漁協が建設するということになった。しかし、製氷工場は欠かせない重要な施設で氷なくして漁業の生産はなく、四組合が今後とも事業に深くかかわりながら、運営する考えで取り組んでいきたい」と話した。

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