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日高報知新聞

将来を支える地域づくり

 日高管内の7町長と町議会議長で構成する日高総合開発期成会(会長・川上満平取町長)の本年度定期総会が27日、浦河町総合文化会館で開かれ、国や道の2020年(令和2年)度予算編成の要請や陳情に向け、管内総合開発の要望事項を決めた。任期満了に伴う役員改選で会長に川上平取町長を再任した。

 総会には各町長や議長のほか、参与として管内主要団体の代表や日高振興局など国、道の出先機関の幹部ら約40人が出席。顧問の堀井学衆議も駆けつけた。

 会長の川上町長は日高自動車道の整備に触れ、「昨年9月の胆振東部地震は多くの被害をもたらした。災害に強い道路として改めて日高自動車道の早期整備が求められる。人口減への対応、担い手不足解消など将来を見据えた地域づくりのため、期成会も社会情勢に合わせて取り組みたい」と述べた。

 2020年度の事業計画の基本方針として、日高ブランドの構築を図り、活力ある地域づくりを進めるため①災害に強く安全で安心して暮らせるまちづくり②地域特性を生かした農業・林業・水産業の振興とその資源を活用した食観光や体験観光づくり③自然と共生する豊かで良好な環境の保全や住み良い生活環境の整備④特色ある地域文化の創造⑤安心して生活できる地域医療体制の環境づくりの実現⑥高規格幹線道路の「日高自動車道」を核とした道路網の整備を推進するため、日高振興局や関係機関、諸団体との緊密な連携を図ることを確認した。

 要望重点項目では、日高自動車道を核とする道路網整備。災害に強い地域づくり。1次産業の振興。地域公共交通の維持確保のための支援措置。アイヌ文化の創業的な伝承・発展やイオル再生事業の整備。地域医療・福祉体制による安全・安心な地域づくり。必要な各種制度の創出に向けた財政支援や規制緩和など。

 管内7町長による国や道に対する要請日程は、7月17、18日に胆振総合振興局建設管理部や室蘭開建、道開発局、道議会、道へ陳情。同月29、30日に上京し、国土交通省や農林水産省、厚生労働省、関係国会議員らに陳情と要望書の提出を予定している。

 環境省に対する「日高山脈襟裳国定公園」の国立公園早期指定に関する要望は、管内7町と十勝管内側の帯広市や清水町、広尾町など関係6市町と連携し合同要請する。  新役員は次の通り。任期は2年間。

 ▽会長 川上満(平取町長)▽副会長 鳴海修司(新冠町長)西尾英俊(日高町議会議長)▽理事 大鷹千秋(日高町長)大野克之(新ひだか町長)坂下一幸(様似町長)大西正紀(えりも町長)千葉良則(平取町議会議長)荒木正光(新冠町議会議長)佐々木孝雄(浦河町議会議長)工藤仁(様似町議会議長)石川昭彦(えりも町議会議長)▽監査委員 池田拓(浦河町長)福嶋尚人(新ひだか町議会議長)

総会であいさつする川上平取町長

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