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根室新聞

花咲線の存続に向けて魅力発信【根室】

 根室市は、JR花咲線存続に向けたブランド再構築事業「地球探索鉄道花咲線」の2019年度事業を13日からスタートさせる。2年目の今年は、「利用可能性調査業務」として、通年1両編成の列車を期間限定で特定便に限り2両編成とする試験運行や、首都圏向けの「涼しい花咲線沿線」の魅力をアピールした広告の展開、タブロイド紙の発行、旅行サイト大手の楽天トラベル上での宿泊プランページの作成などで、魅力を発信する。

 「利用可能性調査業務」は、観光客などが増加する夏場の旅客輸送確保の方策を探るもので、JR北海道の協力で通年1両編成の同列車を13日から9月16日までの間、最も観光客らの利用が多い土日と祝日に限り、1日1往復(釧路駅午前8時18分発の下り、根室駅午前11時3分発上り便)を2両編成で試験運行するとともに、車内アンケートを実施。根室交通が運行する「ねむろ半島遊覧バス・のさっぷ号」との接続など利便性や魅力の向上に関する事項など利用者増加の可能性、今後の運行体制についての調査・検討を行う。

 また、猛暑となる首都圏を中心に「涼しい花咲線沿線」の魅力をアピールする新聞広告(約80万部)を展開するほか、沿線の魅力をまとめたタブロイド紙を年2回発行。夏号を13日から北海道の主要駅(札幌駅、新千歳空港駅、釧路駅)のほか、道内各所に専用ラックを設置して配布する。

13日に発行される「地球探索鉄道花咲線」のタブロイド紙夏号

 さらに、沿線沿いの宿泊事業者や大手オンライントラベルエージェントと連携し、8日から旅行サイト大手・楽天トラベルに専用ページを作成して宿泊プランなどを掲載するほか、「地球探索鉄道花咲線」のオリジナルの駅看板を13日から根室駅ホーム内の壁面に設置。看板には温度計も付けられ、涼しさをアピールするとともに発着時の写真撮影の場として提供する。

 JR花咲線についてはJR北海道の肝いりで第8回全国高校生地方鉄道交流会「鉄輪ピック2019 in 北海道」が8月1日から3日間、根室市で開かれ、若者の感性を生かした鉄道を中心とした地域活性化案などが発表される予定で、JR花咲線の存続に向けた動きが加速している。

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