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根室新聞

市と道科学大学が協定締結【根室】

協定書を交換し、がっちり握手を交わした渡辺学長(右)と石垣市長

 根室市は11日、北海道科学大学(渡辺泰裕学長)・北海道科学大学短期大学部と、地域振興と人材育成をテーマに包括連携協定を締結した。保健医療・福祉や人材育成、地域づくりなど幅広い分野で連携を図るもので、調印後に両大学を紹介した渡辺学長は「根室との提携で北海道にまたがる地域と連携することができた。根室の発展につながる交流を続けていきたい」と抱負を述べた。

 同大学は大正13年に設立した自動車運転技能教授所が前身で、北海道自動車短期大学、北海道工業大学、北海道薬科大学を開学。平成26年に北海道工業大学から北海道科学大学と大学名を変更。さらに昨年、北海道薬科大学を統合し、医療系、工学系、短期大学部の5学部14科からなる実学系総合大学として地域に貢献する人材を育てる教育を進めている。

 また、学内に研究推進・地域連携センターを設置し、産学連携をはじめ地域連携や高校と大学との連携、学術交流、公開講座などを進め、北海道や道内8市町村区と連携協定を結び、地域に開かれた大学を実践している。

 連携協定は、昨年12月から大学と市立根室病院(川本雅樹院長)・薬剤部(齊藤嘉津彦部長)をはじめ市内医療機関関係者とのつながりの中で機運が高まり、この日の締結にこぎ着けた。

 協定書では、教育や学術、地域づくりとまちづくり、保健医療と福祉、人材育成、地域経済の振興などを目的とし、具体的には「地域振興と人材育成」をテーマに、薬学部の学生を中心としたインターンシップの派遣と受け入れを進めるとともに、看護などの医療実習の相互交流や医療体験ゼミナールの開催、地域における特別入試の制度化などを含め、専門人材の育成に向けた取り組みを推進する。さらに、保健医療分野にとどまらず、工学や未来デザイン学部の教授陣による市民向け公開講座の開催や、子ども向けの「ものづくり体験」など、教育やまちづくりについても連携を広げていく。

 根室市議会の本田俊治議長、川本院長、根室市外三郡医師会の杉木博幸会長、北海道薬剤師会根室支部の山本修司副支部長が立会人となる中、協定書を取り交わした石垣雅敏市長は「今回の協定締結で、学術的な視点からの指導・助言はもとより、渡辺学長との連携を一層密にし、医療福祉分野での取り組みを手始めとして、地域振興につなげていきたい」とし、これを受けて渡辺学長も「根室との提携で北海道にまたがる地域と連携することができた。根室の発展につながる交流を続けていきたい」と述べた。

 根室市の高等教育機関との連携協定は、平成22年6月の東海大学水産学部との相互協力協定に続く2校目で、東海大とは未利用資源を活用した水産加工食品の研究開発とヤナギダコの増養殖など水産資源増大対策の研究開発を進めている。

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