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日高報知新聞

「幌泉灯台記念塔」が【えりも】

国の有形文化財に選ばれた幌泉灯台記念塔

【えりも】国の文化審議会が19日、柴山昌彦文部科学相に答申した国の登録有形文化財(建造物)に、本町の灯台公園にある「幌泉灯台記念塔」など道内から5件が選ばれた。この結果、道内の登録有形文化財(建造物)は計150件、うち日高管内は4件目となる。年内にも正式登録される。

 道教委やえりも町教委によると、同記念塔は、当時幌泉村だった昭和3年(1928年)に、えりも港に面する灯台山の頂上約17㍍に建築した鉄筋コンクリート造灯台(旧幌泉灯台)。町が港湾・公園整備のため国から譲り受け、昭和53年(1978年)に灯台山を切り崩し、位置的にはほぼ真下に公園のシンボルとして設置した。

 記念塔は四角柱の外観(塔上まで約8・5㍍)で、入口には半円アーチを付している。壁の隅部に角を落として面を取る唐戸面を施し、頂部に装飾的なコーニスを廻らし、歯状装飾のデンティルを飾り、屋上の灯火部に鉄枠の窓がある。

 国内鉄筋コンクリート造灯台の初期の形式をよく残す、造形の模範になっているというのが選定理由。

 幌泉灯台記念塔の登録有形文化財の指定について、町教委の川上松美教育長は「えりも港整備時に灯台公園に移築し、今年46回目を迎え8月に開催する『えりもの灯台まつり』のシンボルとして活用されている、町民誰もがその存在を知っている、地域にとって大切な建築物。町商工会青年部がボランティアで色を塗り直してくれるなど、町民が愛着を持っている」とし、「昭和初期のデザインを残し、内部にも一部当時の付属設備が残っている。今回の登録有形文化財の指定を励みに、今後とも文化財として大切に保存活用していきたい」とコメントしている。

 ほか、今回道内から選ばれたのは「函館公園こどものくに空中観覧車」(函館市)、「網走市立郷土博物館本館」と「同館新館」(網走市)、「大野家住宅主屋(旧大野組事務所兼主屋)」(士別市)。

 これまで日高管内の登録有形文化財(構造物)の指定は、平成12年(2000年)4月に平取町の旧マンロー邸(北大文学部二風谷研究室)、26年(2014年)12月に日高町の飯田家住宅座敷棟、27年(2015年)11月に日高町の飯田家住宅主屋。

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