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室蘭民報

港風景、心像画など…美術協会会員「二人展」【登別】

港や猫にスポットを当てた諏訪さんの作品

美しさとはかなさを感じる作風が並ぶ赤谷さんの作品

 登別美術協会の第10回会員企画展が8日、登別市登別温泉町ののぼりべつ文化交流館カント・レラで始まった。同協会の発展に確かな功績を残した諏訪英雄さん(故人)、赤谷良文さんの作品を紹介する「二人展」として、作風が色濃く反映された23点を飾っている。

 諏訪さんは1921年(大正10年)、礼文郡船泊村(現宗谷管内礼文町)生まれ。63年(昭和38年)全道展奨励賞。85年全道展会員。勲五等双光旭日章、登別市功労賞を受けた。2011年(平成23年)に亡くなった。赤谷さんは室蘭市生まれ。1989年北海道美術協会賞。90年登別文化協会芸術賞。95年道展会員。各種団体や絵画教室で講師として活躍している。

 昨年8月、同協会創立40周年記念特別二人展でも諏訪さん、赤谷さんの作品を並べた。今回は昨年展示できなかった作品を飾った。諏訪さんの作風は、漁にスポットを当てた内容が中心。「漁夫」「漁港」は、港で魚の荷揚げなどで活気づく風景を捉えた。猫にスポットを当てた作品も並んだ。「猫族」はF120号のサイズに複数の猫を描いており、キャンバスの中に隠れている姿を探すのも楽しい。「同居家族」は女性に抱っこされるのどかな光景。

 「強い力があっても、いつかは悲しい終わりを迎えることを、一環としたテーマに掲げています」と話す赤谷さんの作品は心象画。「黙」は、チェルノブイリ原発事故で生活を追われた人の苦しみを表現。「不安な刻~静」は、女性がテーブルに崩れるように顔をうずめる姿を描いた。いずれの作品も人物の表情はうかがい知れないが、美しさとはかなさが表裏一体となった仕上がりだ。

 31日まで。午前10時~午後5時。最終日は午後3時まで。

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