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根室新聞

共同経済活動へ向け、ロシア側から初の視察団【根室】

市長を表敬した(前列右から)グリシュコさん、リムスカヤコルサコヴァさん、イーゴリさん、キリナさん

 北方四島での共同経済活動の実現に向け、ロシア側から初となる視察団が19日、根室入りした。視察分野は優先5項目のうち「ごみの減容対策」で、国後島のごみ処理会社社長ら4人が根室市資源再生センターや焼却場などを訪れ、市関係者と意見交換して23日に帰島する。

 共同経済活動の現地調査は、平成29、30年にいずれも日本側から長谷川榮一総理補佐官を団長に2年連続2回行っているが、ロシア側からの視察は初めて。優先5項目のうちごみの減容対策については、6月29日の日ロ首脳会談で「本年秋にも日ロのゴミ処理の専門家の往来を実施」と合意していた。

 視察団は、国後島のごみ処理会社㈲ガランティア社長のグレベンキン・イーゴリさん、南クリル地区燃料エネルギー施設・住宅公共サービス部長のオリガ・キリナさん、サハリン州経済発展省対日協力推進課主任参事官のオクサーナ・リムスカヤコルサコヴァさん、廃棄物処理局社長のアレクサンダー・グリシュコさんの4人。

 日本側は、国から経済産業省、外務省、官邸関係者のほか道、専門家として道立総合研究機構が同行している。視察団のうちイーゴリさんとキリナさんは、19日根室港へ戻ったビザなし第5陣の復路に便乗して根室入り。根室港でリムスカヤコルサコヴァさん、グリシュコさん、日本側同行者と合流した。

 一行は同日午後2時に石垣雅敏根室市長を表敬訪問し、石垣市長は「海を挟んで向かい合う隣接地域として、共同の海を守るという意味でも島のごみ減容対策は意義深い」と歓迎。視察団からは、根室の漁業発展と幸運の願いを込めて魚をモチーフにした手芸品のプレゼントが贈られた。

 視察団の中心となっているリムスカヤコルサコヴァさんは、「根室市のゴミの減容、圧縮、リサイクルについて興味がある」と視察の目的を明かし、今回の視察で共同経済活動の1分野が進展することを願った。また、漁業施設の廃棄物処理にも興味を示し、「そういった技術を環境保全にも生かしたい」と意欲を示している。

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