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日高報知新聞

「バス転換は納得できない」【浦河】

 浦河町主催の「JR日高線にかかる町民懇談会」が23日夜、基幹集落センター堺町会館で開かれ、池田拓町長は「空路も航路もない日高で、先人が大変な思いで敷いた貴重な鉄路を地元の声でなくしバス転換しろというのは納得できない。鉄道は残したい」と主張。参加住民8人が意見を述べて鉄路維持に賛同する声が多かったが、「住民への説明時期が遅すぎる」という意見も複数あった。

 日高線鵡川―様似間(116㌔)が運休になってから4年半以上経過しているが、管内でJR日高線問題に限った町主催の懇談会は今回が初めて。町長会議で明確に鉄路復旧を訴えているのは、管内7町では池田町長だけになっている。

 会には約50人が参加し、発言はなかったが過半数の町議も出席し、町外からの傍聴者も町民の意見に耳を傾けた。

 池田町長は冒頭、7項目の課題について指摘。新冠町大狩部などの災害復旧について「直して当然のこと。国土保全の観点から、鉄道海岸とはいえ国や道が放置することはありえない」と述べた。

 また、高齢者など交通弱者のバス移動による負担増の切実な思い、バス転換による将来的な運転手不足、観光・交流人口の増加への鉄路の必要性などを強調した。

 参加者からは「地元協議に時間がかかりすぎている」「国や道、JR北海道は無責任すぎる」「札幌までの直行列車(急行)がなくなったり、静内駅で何十分も停車するような運行が利用者離れになった」「鉄路の存続と平行にバス運行の利便性を高めて」「町長会議の多数決にしたがうのか」「町民アンケートを」などの声があった。

 9月24日に開催する日高町村会主催の臨時町長会議で日高線運休区間の①全線運行再開②同廃止③一部再開(鵡川―日高門別区間)の3択を1案に絞る方針。  ただ、議会との協議や調整が遅れている町があった場合や地元の方針として足並みがそろわない場合は、1案に絞る時期が延びる可能性もある。

JR日高線問題について語る池田町長

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