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根室新聞

「情緒ある湖海」テーマに 所蔵美術展始まる【根室】

始まった所蔵美術展

 市総合文化会館による4年ぶり7回目の所蔵美術展が4日、同会館多目的ホールで始まった。どこかで市民の目に触れてきた作品もあるが、所蔵美術展に並ぶのは初めての作品ばかりで、会館では市民多数の鑑賞を呼び掛けている。入場無料で8日まで。

 今回は「情緒ある湖海」をテーマに、納沙布岬に代表される海のある風景や風蓮湖・春国岱、温根沼など美しい自然景観を作り出している湖沼をモチーフにした作品を集めた。日本画1点、油彩22点、水彩7点、書道1点、写真9点、布絵4点の計44点が展示されている。

 根室出身で銅版画家として活躍する池田良二さん(武蔵野美術大学名誉教授)の若い頃の作品とされる油彩「冬の北海道」や、第一美術展や二科展、光風会展などで活躍した佐野忠吉さんの1955年の作品「海」、“流氷の中村”として知られた写真家中村貞世さんの流氷の写真(無題)など多彩。カメラの光陽堂創業者で根室の自然を記録してきた江戸勝男さんの春国岱をモチーフにした春夏秋冬の作品、千葉一男さんの油彩根室十景シリーズから温根沼、春国岱、風蓮湖、納沙布岬の4点なども展示されている。

 納沙布岬はモチーフとして描かれることが多く、今回も多数の作品が並んでおり、作家によって違う岬の表情を見比べることができる。

 所蔵展は毎日午前9時から午後7時まで鑑賞できるが、最終日のみ午後5時で終了する。

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