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根室新聞

歯舞小中「義務教育学校」移行目指し 先進地視察【根室】

 令和2年度に義務教育学校としての再スタートを目指す歯舞小中学校の教職員を対象とした先進地視察がこのほど行われ、根室管内で唯一の義務教育学校である計根別学園を訪問。義務教育期間の9年間を一元教育する同校の取り組みなどを学んだ。

 義務教育学校は、初等教育の小学校と前期中等教育の中学校を同一学校で行うもので、義務教育期間の9年間の教育を一貫して行う学校。9年間で統計的な教育が行われ、学習環境が安定するなどの特徴がある。このため、学習環境や生活環境、人間関係など小学校と中学校で大きく変化する通称「中一の壁」(小中ギャップ)の緩和や解消などメリットが指摘されている。

 根室市では平成29年6月に「小中一貫教育推進基本方針」を策定。同方針では、小中一貫・連携教育の高度化を推進するため、義務教育学校を歯舞、海星、厚床の3小中併置校で導入する考えを示し、そのトップを切って歯舞小中学校をモデル校とし、令和2年度に移行するため準備を進めている。

 計根別学園は、旧計根別小学校と同中学校を合体させ、平成28年4月に根室管内で唯一の義務教育学校として開学した。視察では同学園の村上玄一郎校長が義務教育学校導入に向けた取り組みとして、開校準備委員会を立ち上げ、地域と共に新しい学校を作り上げてきたことや、義務教育9年間で育てる「子ども像」について説明した。

 この中で、9年間の理想的な区切りとして「1年から4年生」、「5年から7年生」、「8年から9年生」と3つに区分。各年代に応じた学びのテーマを位置づけ、将来を見据え4年生時には夢を語る「夢の式」、6年生時には感謝を語る式として「修了式」、7年生時はわが志を語る「立志式」、そして9年生時にはふるさとの活性化について語る「卒論発表会」を行うとともに、誇りについて語る「卒業式」を挙行している。

 このほか、義務教育学校の特徴の一つにも挙げられる教科担任制について解説。5、6年生から専門的な授業を取り入れ、日常から1年から9年生までを縦割りに20班に編成し、清掃活動を行っている。

 今回の視察を通じ、市教委では、教科担任制の方法や時間割の組み立て方法、行事の在り方など「今後取り組むべき課題の共通理解を得られた」とし、今後は視察結果を基に「歯舞学園」として目指す児童生徒像を明らかにした上で「保護者説明会などで、地域に説明していきたい」としている。

歯舞小中学校の教職員が先進地の計根別学園を視察

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