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室蘭民報

子どもに多くの体験を―室蘭幼稚園園長・小倉さん【室蘭】

「幼稚園で働くことが楽しくて仕方ない」と笑う小倉園長

園児に囲まれながら明るい表情を見せる小倉園長

 室蘭市御前水町の坂の上。室蘭幼稚園からは「キャッキャ」と子どもたちの明るい声とともに、小倉真弓美園長(56)のはつらつとした声が聞こえてくる。小倉園長は「幼稚園で働くことが楽しくて仕方ない」と優しい笑顔を浮かべきょうも子どもたちと向き合っている。

 小倉園長が2歳の時、父は29歳の若さで亡くなった。父の過ごせなかった時間を思い、30歳になったころから生きることに感謝するようになった。「失敗は怖くない。やってみようの積み重ねで今がある」。29歳に結婚。43歳で同園園長になったが、50歳で園長を一度辞めた。中国のこども園で勤務するなど転々とし、52歳で室蘭幼稚園の園長に復帰。室蘭に戻ると地元の良さが身に染みた。

 最近は地元の結び付きを大切にしている。園内には室蘭工業高校の生徒が作った木製の本棚を置く。室工大の学生からは新しい園庭づくりへ提案を受けている最中。「まちの方々に声を掛けてもらい、支えてもらっています」と話した。

 現在「園児が巣立っていく小学校のことを学びたい」と通信制の大学で学ぶ。料理教室に通い、園児に健康的な給食を提供したいと思いを巡らせている。挑戦の日々だ。

 小倉園長の目標は、わが子を通わせたいと思ってもらえる幼稚園をつくること。子どもたちが悪いことをしたら叱り、良いことをしたら褒めてあげる。多くの体験を積ませ、さまざまな可能性の種をまいてあげたいという。

 「子どもたちが見つける素晴らしい発見に、毎日出会い、それが面白い。幼稚園の先生は決して退屈しない。恩人の初代園長、先輩、同僚、父母や地域の方、皆さんに感謝したい」

   

 おぐら・まゆみ 東京都練馬区生まれ。文化女子大学室蘭短期大学卒。幼少期に室蘭に移住し、大学卒業後は室蘭幼稚園で教諭として勤務。43歳で園長に就任し、50歳の時に「4年制の大学を卒業したい」と思い、一度辞職した。同園園長に復帰した52歳から現職。

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