北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

室蘭民報

繊維から服作りを―移住した富田さん、亜麻の会設立【豊浦】

糸車を使い糸と思いを紡ぐ作業を進める富田さん

今年8月にあった亜麻の収穫作業(提供写真)

 北海道では生産が盛んだった亜麻栽培。現在は化学繊維の普及で目にする機会が減った。豊浦町大岸で、亜麻の種をまき、栽培、加工する人たちがいる。「くらしのにわ 亜麻の会」。代表の富田美紀さん(47)は「自分が育てた繊維で(衣服などを)作ることは感慨深い」と作業に没頭している。

 富田さんは2014年(平成26年)に家族3人で大岸に移住。大岸での生活を機会に消費するだけの都会の生活から、自ら作物などを育てる生活に変えハーブなどを栽培。「服も作れるのでは」とふと思ったのがきっかけという。

 昨年近隣の主婦ら10人ほどで同会を設立した。町内で栽培をスタート。今年も約500平方メートルに、昨年の亜麻から採った種をじかまき。7月には紫色のかれんな花を咲かせ、8月上旬に収穫した。

 作業は茎の周りにある繊維を取り出す。根ごと収穫した亜麻は乾燥させ、種を取り水に浸す。そしてまた乾燥させハックリングと呼ばれる、くしのような道具ですいて繊維を取り出す。繊維は糸車で紡いで1本の糸にしていく。

 気の遠くなるような作業だが、仲間と同じ時間を共有しながら紡ぐ。富田さんは「いずれはワンピースを作りたい」とにっこり。月2回、町内で糸を作る作業をしており、会員以外の参加も可能。興味のある人の連絡を待っている。問い合わせは富田さん。メール(kurashinoniwa@gmail.com)

関連記事

十勝毎日新聞

「ロケットパン」開発で連携 満寿屋と大樹高生【大樹】

 パン製造販売の満寿屋商店(帯広、杉山雅則社長)は町内の小・中学生、高校生と協力して「ロケットパン」の開発を進めている。13日には杉山社長が大樹高校(青木祐治校長、生徒142人)を訪れ、生徒たちと...

十勝毎日新聞

64のアートカード完成 道立美術館収蔵作品で「遊んでみて」【帯広】

 道内の道立美術館6館が収蔵する作品をカードにした学習教材「アートカード」が完成した。帯広美術館が収蔵する作品10枚を含む全64枚で、美術鑑賞に興味を持つきっかけづくりとしての活用が期待される...

十勝毎日新聞

ミニ四駆 笑顔も疾走 例年上回る総来場に ホコテン最終日【帯広】

 帯広市中心街で6月23日の開幕から週末のにぎわいをつくってきた「帯広まちなか歩行者天国」(オビヒロホコテン、実行委主催)が15日、今シーズンの最終日を迎えた。締めくくりはミニ四駆グランプリや...

函館新聞

催し多彩、笑顔の50年 梁川交通公園で記念感謝祭【函館】

 函館市と函館中央交通安全協会(片岡格会長)は14日、梁川交通公園開園50周年記念感謝祭を同公園で開いた。多くの親子連れがパトカーの試乗や足踏みゴーカートリレー、大人2人で乗車できるゴーカート無...

函館新聞

巨大プラレールに夢中 金森ホールでトレインフェス始まる【函館】

 鉄道玩具「プラレール」(発売元・タカラトミー)の展示やシミュレーターによる電車の疑似運転が体験できる「カネモリトレインフェスティバル2」が14日、金森ホールで始まった。鉄道ファンでなくても楽し...