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日高報知新聞

浦河舞台の作品に意欲【浦河】

故郷の浦河で2カ月間過ごした馳さん=うらかわ優駿ビレッジ・アエルで=

 朝5時に起床。愛犬2匹と散歩後、執筆。お昼に近づくと昼食を調理。食事後、再び執筆。夕方に犬の散歩と夕食づくり。時々外出―。

 7月初旬から今月5日までの今夏、浦河町出身の小説家、馳星周さん(54)が夫人と愛犬2頭とともに浦河町で短期滞在した日常だ。結婚時から食事作りは馳さんが担当している。

 「浦河は快適で、2カ月間はあっという間。来年の滞在は3カ月に延ばそうかな」と感想を話し、自宅のある長野県軽井沢町に帰った。

 馳さんが東京の人ごみの生活を離れ、40歳初めごろに比較的夏涼しい軽井沢に転居したのは、初めて飼った今は亡き愛犬のため。

 浦河町で生まれ、小学5年生まで浦河町堺町小に通い、日高町富川に移り、高校3年間は苫小牧東高まで富川から列車通学している。その通いなれた列車は現在、鵡川駅まで4年半以上も不通。「日高線の運休は結構ショック」と話す。

 1996年のデビュー作「不夜城」がベストセラーとなり、第116回直木賞候補にもなった。その後もベストセラー、注目作を次々生み出し、第120回「夜光虫」、第122回「M」、第130回「生誕祭」、第138回「約束の地」に続き、2015年の第153回「アンタッチャブル」まで6度、直木賞候補となっている。

 小さいころの馳少年(本名・坂東齢)を知る堺町小時代の同級生の1人は、「とにかく本を読んでいた記憶がある。あとヌンチャク」。馳さんは「ブルースリー全盛期のど真ん中。ほうきの柄を切ってヌンチャクを作って、母親にえらく怒られた」と笑う。

 昨年から浦河を舞台に競走馬の世界を小説にするため、精力的に取材を重ねており、近く、馬の世界の表と裏を小説に書き上げる予定。「エンターテインメントな小説に仕上げるのは自信がある」と断言する。

 「北海道、浦河の野菜はうまい。涼しいのも最高で、犬も喜んでいる」と感嘆。馳さんの短期滞在にかかわった町教委職員によると、もらった町民栽培の赤いビーツが「とても美味しかった。来年は作り方を教わりたい」という。

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