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苫小牧民報

出光道製油所構内、緑地整備に最高位 一般開放や地域交流も評価-都市緑化機構が認定

製油所内の自然を楽しむ苫小牧市内の小学生

 苫小牧市真砂町の出光興産北海道製油所は構内の緑地整備が評価され、公益財団法人都市緑化機構(東京)から全5段階の認定制度「社会・環境貢献緑地評価システム(シージェス)」で最高位を取得した。担当者は「市民の皆さんにもイベントや製油所見学会などを通じ、構内の自然に触れてほしい」と話している。

 同製油所は「北の大地の公園工場」をコンセプトに1973年操業。盛り土で造成した土地と浜風で樹木や植物が育ちにくい環境の中で緑化に取り組み、敷地面積約207万平方メートルの半分近い約98万平方メートルを整備した。

 構内はマニュアルや中期計画に沿い、外部業者に委託しながら維持管理。約6000本のナナカマドやクロマツのほか、100本のヤエザクラを植えた桜並木があり、満開の5月には一般公開している。キタキツネも住み着き、78種類の野鳥と16種類のトンボが確認されるなど40年以上をかけて自然の宝庫に育った。

 この認定制度は、企業が作り出す緑地とその取り組みが社会貢献や環境向上につながっているかどうかを評価するもので、全国で80事業者が認定を受けている。同製油所は2010年に最上位から3番目の「ステージ2」、13年には1段階上の「ステージ1」を取得。今月4日に最上位の「スパラティブステージ」を受けた。

 同機構は「厳しい立地条件を克服し、植物の生育状況に応じて維持管理を改善している」と理由を説明。環境学習会やグラウンド施設の一般開放など、地域交流に力を注いでいる点も評価したという。

 今月13日にはウトナイ小学校の児童が社会見学で訪問。3年生の熊野博斗さん(9)は「広い敷地の中にこんな自然があるとは思わなかった」と驚いていた。

 同製油所総務課の松島智子さんは「操業当時から続けてきた地道な取り組みが認められてうれしい。構内に広がる自然をこれからも守っていきたい」と感想を語った。今後は3年置きの更新認定を3回連続クリアし、「緑の殿堂」入りを目指す。

 同製油所は10月6日に市内在住の小学生と保護者を対象に野鳥の教室を開く。午前中に出光カルチャーパークで野鳥観察などを行った後、正午から希望者を対象に構内の緑地見学(定員40人)も実施する。参加無料。問い合わせは同製油所 電話0144(56)0121。

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