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日高報知新聞

2つの介護施設建設 しずない介護サービスが地鎮祭

地鎮祭でクワ入れする遠藤代表社員

 合同会社しずない介護サービス(遠藤敏弘代表社員、新ひだか町静内中野町)は26日、静内神森に小規模多機能型居宅介護と認知症対応型共同生活介護を行う施設を建設するため関係者による地鎮祭を行い、来年3月の完成に向けて工事中の無事故・無災害を祈願した。

 小規模多機能型居宅介護は、介護が必要になった高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるよう「通い」や「訪問」、「泊まり」を必要に応じて組み合わせて利用できる介護サービス。中心となる「通い」は自宅から送迎し、食事、入浴、レクリエーション、機能訓練などのサービスを提供し、機械浴槽(介護入浴機器)も完備する。定員は登録29人、通い18人(1日当たり)、泊まり9人(同)。スタッフは12~15人を予定。

 認知症対応型共同生活介護は、要介護者で認知症の状態にある人に、少人数(1ユニット9人)で家庭的な雰囲気の共同生活住居で、入浴や排泄、食事などの介護やその他の日常生活上の世話と機能訓練などを行う。定員は1ユニット9人。スタッフは8~10人を予定。

 建物は木造平屋建てで、全体面積は655・85平方㍍(うち小規模多機能型居宅介護264・16平方㍍、認知症対応型共同生活介護255・88平方㍍)で、しずない介護サービスの事務所なども入る。施設名は一人ひとりの利用者がその人らしい暮らしを手助けするという意味を込めて「凜(りん)」とした。

 国から小規模多機能型居宅介護と認知症対応型共同生活介護に3200万円ずつ計6400万円の補助交付を受け、約1億5千万円の事業費で建設。設計、管理、施工を真下建設、室内設備を不動木材店、水道を長嶺設備工業、電気を新興電気、ガスを武岡商店、屋根を外山板金工業が手掛ける。

 地鎮祭には遠藤代表社員のほか、真下建設の真下明社長ら工事関係者、細川勝弥町議会議長ら来賓など約30人が出席。神事で工事の安全を願い、遠藤代表社員と真下社長がクワ入れした。

 遠藤代表社員は「地域密着型サービスとして皆さんの期待に応えたい。できるだけ利用者は地域に出て、地域の方にもこちらへ来てもらいながら交流を図り、若い人の雇用の場にもしていきたい」と話し、開設後は認知症カフェの設置や近くにある静内第三中の生徒との交流の機会創出も計画している。

 開設は来年3月15日を予定しており、利用希望者は随時受付中。問い合わせはしずない介護サービス(☎0146・42・1910)へ。

施設の完成予想図

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