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室蘭民報

甘さ、大きさにビッ栗、伊達栗園がきょう本オープン【伊達】

近年最高の出来という大ぶりの実を付けた栗の木と志田原ツタ子さん=9月28日午前、伊達栗園

 伊達市郊外にある伊達栗園(西関内町303)が出来秋を迎えた。500円玉を優に超えるつやつやと光る栗がイガを割るように顔をのぞかせている。栗拾いが本格的に体験できるのは道内でもここだけとあって、来園客がその大きさに驚きながら、火ばさみで次々と拾っている。

 今季はきょう3日に本オープンする。大粒で甘みが強い「道南一号」が収穫期を迎えている。今月中旬までの毎日、午前9時~午後3時。入園は無料で、拾った栗は1キロ当たり600円で購入できる。

 栗園は、先代の志田原幸宏さんが先見の明を持って野菜農家から転向したのが始まり。いまは長男の英樹さん(56)らが約4ヘクタールの園地に3種500本弱を家族ぐるみで育てている。

 今季は穏やかな天候に恵まれ、例年の台風による被害もなく近年で最高の出来という。英樹さんの母・ツタ子さん(80)は「ことしは粒が大きくてね。何事もなく育ってくれて本当に良かった」と頬を緩めた。春先から剪定(せんてい)と防除、施肥を全て手作業で休みなく続けてきただけに、喜びはひとしおという。

 気の早い常連客が9月下旬から遠くは札幌や函館などから訪れ、一度に15キロ拾っていく人も。用途を尋ねると、栗ごはんや渋皮煮に調理し、残りは近所の人におすそ分けするという。

 栗園は伊達市の中心部を走る国道37号から道道滝之町伊達線に入り、壮瞥町に向かう途中の道路右手にある赤いのぼり旗が目印。雨天時は休園。

 問い合わせは伊達栗園、電話0142・25局3110番へ。

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