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苫小牧民報

27日に高専ロボコン北海道地区大会 4年ぶり苫小牧開催

入念にロボットを調整する高専生たち

 苫小牧工業高等専門学校のロボットテクノロジー部が、4年ぶりの地元開催となるロボットコンテスト北海道地区大会(27日、同校)本番に向け、最終調整している。自作ロボットの性能向上へ4月から入念に準備を重ねてきた部員らの目標は、3年ぶりの全国大会進出。石原颯部長(情報工学科5年)は「地区大会で優勝したい」と意気込んでいる。

 全国高等専門学校連合会、NHKなどが主催する通称高専ロボコン大会。高専生たちに発想する大切さ、ものづくりの素晴らしさを共有してもらおうと1988年から開いている。今年は全国8地区の地区大会に124チームが出場し、上位25チームが全国大会に進む。

 今年の競技テーマは「らん・ラン・ランドリー」。内容は洗濯物干し。1高専につきロボット2台、2チームが出場し、2分半以内にTシャツやバスタオル、シーツを物干しざおに掛け、その数や美しさなどを競う。道内からは4高専、8チームが出場する。

 苫高専Aチームのロボット名は「トマイオマイ」でメンバーは新田靖周さん(電気電子系3年)、秋田直哉さん(同3年)、下牧直弥さん(同4年)。Bチームの名称は「ディ・トロケット」で石原部長、大滝悟史さん(同4年)、平間光さん(同2年)が出場する。ロボットを調整、管理するピットクルーらも約20人も関わる。

 ロボットの詳細は現時点では他校に知られたくないため非公表だが「2台で競技を確実に遂行できるよう、アイデア勝負で作った」と石原部長。1台はタオルなどを下から放り投げてさおに干す仕組みを、もう1台は枠組みごと上に伸ばしてさおにタオルなどを落下させる手法を考えたという。

 柔らかい布などをさおに掛ける競技内容に「テーマ自体が難しい」としながら「ハンガー同士が重ならず、(布が)よれない掛け方を工夫してきた」と語る。Aチームリーダーの新田さんは「(枠組みを)上に伸ばすと、ちょっとの揺れで狙いが定まらなくなるが、取りあえずすべて掛けられるようにしたい」と話す。

 同部顧問の大西孝臣准教授はロボコン大会は「同じ問題に対し、違う答えを出す競技」と強調。「部員たちは半年間、いい答えを出そうと取り組んできた。いろんないい答えを見るためにも全国大会に進んでほしい」と期待している。

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