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苫小牧民報

「楽しさ伝えたい」 日本野鳥の会苫支部が創立40周年

「地域の野鳥生息環境を守る40年だった」と鷲田支部長

 日本野鳥の会苫小牧支部(鷲田善幸支部長)は今年、創立40周年を迎えた。地域の自然環境の魅力を伝えながら野鳥の生息地を守る活動を続けてきた。節目を記念して6日、苫小牧市植苗のウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターで講演会を開催するほか、今月中に野鳥写真展、探鳥会(野鳥観察会)なども予定。3代目の鷲田支部長(69)は「これからも地道に、バードウオッチングの楽しさなどを伝えていきたい」と意気込んでいる。

 同支部は1979年8月に設立。同年5月、日本野鳥の会がウトナイ湖を野鳥の聖地「サンクチュアリ」の第1号に認定し同年6月、同湖畔のホテルで同会の全国大会が開かれると、支部設立の機運が一気に高まった。

 地域の野鳥愛好家有志によって支部が立ち上がってからはウトナイ湖、鵡川河口、出光カルチャーパーク(市民文化公園)、北大苫小牧研究林などで定期的に探鳥会を企画。市民と野鳥観察を楽しんできた。

 81年5月にはウトナイ湖畔の森に、ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターがオープン。建設段階から注目を集め、大勢のボランティアが全国から集まって建物の外壁作りなどに協力した。84年には道開発局がウトナイ湖の環境に大きな影響を及ぼす懸念があった千歳川放水路計画を発表すると、同支部は速やかに放水路反対を表明。99年に同計画は中止が決定したが、鷲田善幸支部長は「当初はまさか(中止まで)10年以上かかるとは思いもしなかった」と振り返る。

 会員数はピーク時の2000年ごろに300人を超えたが、19年9月末時点では161人まで減少している。近年は高齢化が進み、野鳥観察に興味を持っていても団体には所属したがらない人が目立つという。

 「鳥は人間と違い自由に空を飛べる」「色や鳴き声も美しく、観察していて楽しい」などと、会員たちは野鳥の魅力を口々に。同支部は初心者向けの探鳥会を3年前にスタートさせるなどし、新規会員の獲得に努めている。

 講演会は6日午前10時から正午まで、ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターで開催。北海学園大学人文学部の久井貴世客員研究員が「石狩低地帯にタンチョウが帰ってきた~古文書から探る昔タンチョウがいた頃の話~」をテーマに語る。

 このほか、支部会報「あおさぎ」の表紙画展、野鳥写真展を6日から27日までの土、日、祝日に同センターで実施。探鳥会は20日午後1時半から同湖周辺で開く。事前申し込みは不要で、参加希望者は当日、同センターに集合する。

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