北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

苫小牧民報

苫小牧植苗に高級リゾート、23年開業へ 投資会社のMAプラットフォーム発表

MAプラットフォームが植苗地区に建設するリゾート施設のイメージ図(提供)

 苫小牧市植苗でリゾート開発を検討していた投資会社MAプラットフォーム(東京)は9日、同エリアで健康志向の高級リゾート施設を早ければ2023年にも開業させると発表した。新千歳空港に近接し、豊かな自然を生かした大規模リゾート計画の第1弾。主に外国人富裕層の需要を見込み、海外で高級スパ施設などを手掛けるシンガポールの企業が運営を担う。苫小牧市が掲げる国際リゾート構想に合致した取り組み。隣接地は市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の候補予定地でもあり、新たな事業展開に注目が集まりそうだ。

 同社は不動産開発大手の森トラスト(東京)の森章会長がオーナー。16年までに苫小牧市植苗にある道央道苫小牧東IC西側エリアの民有地約1000ヘクタールを取得。自然との共生を重視した滞在型高級ホテル構想を検討していた。

 計画では、約10年のスケジュールでホテルやコンドミニアム(分譲別荘)などの滞在施設と、森林を生かした散策路やホーストレッキングコース、スノーアクティビティ、診療所、温泉施設、森林セラピー施設などを整備する。

 工事は4期に分け、自然保護の観点から敷地全体の4%に当たる約40ヘクタールの開発にとどめる。

 このうち第1期は6・6ヘクタールのエリアに健康施設付き高級ホテル1棟、コンドミニアム2~3棟を建設する。客室は320~340室を想定している。第1期の事業費は概算で約400億円。ホテルの運営は、タイの高級スパ施設の手法を取り入れたリゾートを展開するシンガポール企業の「ジャヤソム」が携わる。デザイン監修は世界的な建築家の隈研吾氏に依頼予定。1年ほどかけて設計作業を進め、21年の着工を目指す。

 同社は「最大2500億円規模の投資の可能性を持った事業」と植苗地区を評価。苫小牧市が誘致を目指すIR候補予定地の隣接地という点には「第1期事業はIRに関係無く進めるが、IRが現実化した場合は関連性を持たせる可能性はある」と強調する。

 オーナーの森氏は「苫小牧の美しい森と貴重な野生動物は、癒やしと健康を求めるお客さまに理想的な環境。日本独自のエッセンスを加えたサービスを自然の中で提供したい」と意欲を見せる。

 人口減少時代の成長戦略として国際リゾート構想を掲げる苫小牧市の岩倉博文市長は、植苗地区の優位性を高く評価する内容に感謝し「地域経済の活性化や雇用推進、苫小牧のブランド価値の向上につながることを期待している」と話した。

関連記事

室蘭民報

天皇陛下即位の喜びはためく…胆振地方でも祝福の声【胆振】

 天皇陛下即位を内外に宣言する即位礼正殿の儀が行われた22日、青年皇族や皇太子として訪れたことのある胆振地方でも、それぞれの行事に関わった人から当時の様子とともに祝福の声が聞かれた。 思い出の新...

室蘭民報

ニクスで令和生まれのペンギン3羽がパレードデビュー【登別】

 登別マリンパークニクス(登別東町)で令和生まれのジェンツーペンギンの子ども3羽が22日、人気アトラクションのペンギンパレードに初登場し、愛きょうのあるしぐさで来園者を楽しませた。  3羽は今...

室蘭民報

働く仲間と連携を、地域活性化フォーラム開催【室蘭】

 連合北海道主催の地域活性化フォーラムin日胆が22日、室蘭市輪西町の市民会館で開かれ、人口減少が進む地方で働きながら、持続可能な地域を目指した活性化への取り組み、連携の在り方を探った。  3...

室蘭民報

エゾシカメニューコンテストに有珠山SAも出品【伊達】

 NEXCO東日本北海道支社とネクセリア東日本札幌支店主催の「第8回エゾシカメニューコンテスト」が21日、札幌市内で開かれた。伊達市の有珠山サービスエリア(SA)を含む道内高速道路10カ所のSA...

室蘭民報

伊達高弓道部・大島さんが初の全国大会射止める【伊達】

南北海道大会で優勝  伊達高校弓道部の大島梨々香さん(17)=2年=が、第41回北海道高校弓道選抜大会南北海道大会兼第38回全国高校弓道選抜大会南北海道地区予選会の女子個人で優勝した。初の全国...